タイトル通り、先日走った篠山・美山練の事など。
2018年4月28日・29日
一年ぶりに友人K、T師匠と走る事に。
今年はE1ライダーのOさんが仕事多忙で参加できず。
友人Kを裏で将軍と呼んでいるのは、学生時代、
レポートの英訳時の表現が教授から
「高圧的過ぎる、まるで将軍のよう」と指摘されたから(笑)
完全に内輪ネタ。
基、友人KとT師匠の力量は、
ほぼノンストップで午前アワイチ完走、
先日の岡山国際エンデューロ(アタック100)でAv40オーバー、
T師匠は年代別優勝、
二人ともJCF登録、
とまごう事なき豪脚。
自分の力量を遥かに上回る人にミッチリ鍛えてもらえる機会など早々無い。
最初からボコボコにされるのは覚悟の上で、二人の美山レース前合宿に合流。
初日は篠山周回45キロコースを3周。アップダウン有りで休憩は水補給ポイントのみ。
基本ぶっ通しで走り続ける。夏場だと確実にアカンやつ。
車載で8時に堺を出発して、10時に篠山着。
そこから周回コース近くの温泉付き施設駐車場へ移動し、ロードをセット。
午前11時過ぎ、走行開始。最初の20kmは慣らし。30km/h手前で引いて貰う。
私は最後尾ツキイチ。KとT師匠は5キロで先頭入れ替わり。
ペダルを回さずに脚を休めるとカンパ系ホイールのハブは鳴るので、前二人に即バレして
回せと怒られる。ツキイチであってもかなりキツイ。
20km通過したところで徐々にスピードアップ。平坦はほぼ40km/hペースに。
去年はこれに10分も持たずに千切れまくって一人旅になったわけだが、
今回はギリギリついていける。二人もついていけると踏んでペースは落とさず。
1周目終了。早くも脚が痛い。特に足の裏が。
靴の硬さに足の裏が負けている。今までこの症状になった事はなかったので、
自分がどれだけ踏めてなかったのかがわかる。
ノンストップなので、そのまま2周目に突入。補給はポケットにいれたミニの5個入りパン、
ゼリー系補給食、BCAA3袋、750ボトルの水のみ。給水可能箇所はコースに一か所だけ。
コンビニはあるが、寄ったらそこでリタイア。
2周目の半分を越えたあたりで足裏の痛みが激しくなる。まだ踏めなくなった訳では無いと
必死で追いかける。2周目がなんとか終了。
3周目に入る前にリタイアするか聞かれる。あと1周、何が何でも走りたい。
行けるとこまで行くと伝えると、甘くはない二人なのでペース変わらず鬼引き。
(それでも全力ではないと言う、恐ろしい。)
100kmを少し越えたあたりで両脚攣り。流石にストップを申し出。
水分はこまめにとっていたのだが、それでも間に合わなかったようで、
激痛で道路から冬場のチェーン装着場の退避スペースへ倒れこむ。
脚に応急のマッサージを施して、痛み緩和。20分ほど停止。
残り35km。戻るにしても中途半端。
このまま走り続けて周回を終わらせるしか選択肢は無い。
「限界値は下がるが、生かさず殺さずで引く」、とKとT師匠。
腹を括って走り始める。
登り区間でKがサドルを少しだけ押してくれた。
鞭の中に飴。しかし、頂上に着いて降りに入った途端、激踏!
やはり鬼だった(笑)
引き離される訳にはいかないので、11Tまでギアを上げて下りを漕ぎ倒す。
車が殆ど通らない道だからこそ出来るダウンヒル。
途中で止まりはしたものの、何とか3周完了。
脚が悲鳴をあげた。歩くのもままならない痛さ。
温泉で回復しなければ翌日の練習はDNSするつもりだったのだが・・・。
合宿一日目:総走行距離136km、時間:5時間,2669UP
次回「【先出】生き地獄、高強度篠山・美山練(後編)」に続く