前編からの続き。

ビギナーⅡで前回の雪辱を果たす事が出来ず消沈していたものの、

午後からのエンデューロもあるので沈んでばかりはいられない。

 

とりあえず腹ごしらえをしなければ。いや、その前にホイールを換装。

エンデューロ用にレーシング3へ。100ゼロは即応性があるのだけど硬い分

脚へのダメージがダイレクトに跳ね返ってくる。

その証拠に7周全開で走っただけで脚がプルプルになった・・・(ホイールに負けない練習が出来てないだけ・・・)

レーシング3にはラテックスチューブが入っている。乗り心地は100ゼロより柔らかくなるはずなので、

90分間踏み続けるのも多少楽になるだろう。

 

ホイールを換装(インナートップで後輪を外すやり方、こうすると嵌める時楽)して、

昼飯の準備に取り掛かる。

 

SOTOレギュレーターストーブ

を持ってきているので、やかんに水を入れて湯を沸かす。

で、大盛りのカップラーメン。これだけだと満足できなかったので粒あんパンを更に2個。

後はペットボトルのお茶をぐびぐび。

 

90分のエンデューロだと水分補給しないと脚攣りする可能性があるので

ボトルにアクエリと水を混ぜたものを入れる。ボトルケージに1本差す。

冬場だと1本でいけるのがありがたい。

BECK ONの店長と合流し試走。もう一人のレース未経験の方に店長がついてコースの走り方を説明。

私は後ろを走りながらホイールの感触を確かめる。

20分の試走が終了。アンダー12、アンダー9、アンダー6クラスのレースが行われている間、

車内で時間をつぶす。

 

14時05分、エンデューロの招集時間。招集場所に。ここでも前方へ位置取る。速く走れないが、

エリートクラスの選手の走りを後方から見るチャンスを得た。

 

14時10分、90分エンデューロスタート。クリートが滑ってなかなか嵌らない。バイクのホーンが鳴る

までになんとか嵌った。

全開で周りが踏み出す。呼応するように踏む。集団が徐々に縦長になっていく。

9周ぐらいまでは先頭集団の後方に食らいついていたが、午前の疲れが抜けていないのか

踏む力が弱くなる。午後はバックストレートが向かい風。前方に失速気味の人が居たので後ろに張り付かせてもらう。

そのままホームストレート手前まで脚を温存して、一気に横から抜く。汚い大人のドラフティング走法・・・。

先頭集団から千切れた小さい集団がいくつか居たので都度都度ドラフティングさせてもらい、脚を溜めつつ周回を重ねる。

気付いた時には60分が経過していた。

周回遅れ状態ではあるが、去年初めてエンデューロにでた時よりも格段に速く走れている。

去年見かけたチームジャージの方を自分がラップ。去年はこの人の後ろをずっと走ってた。

 

一年経ったのを実感した。

 

先頭集団が迫ってきていたので、一番後ろになんとか張り付こうと考え、

追い抜かれた後、追い付くため温存していた脚を使う。

なんとかケツについたと思ったら、前方の最後尾がズルズル後退・・・先頭集団列車への相乗り失敗。

そんな事を残時間の30分で繰り返しているうちにタイムアップ。

 

56周回、トップとのラップ9周、Av.36km/h

 

まずまずだろう。最後まで脚を回し切れた事は良かった。

第四戦はこうして幕を閉じた。

 

より高みを目指す為に、また明日から地道に練習を重ねる事にする。

 

次回は本線に戻ります。