Vtuberに対して食わず嫌いアンチだった私

 

皆様は『Vtuber』(ブイチューバー)という存在はご存知でしょうか?

 

『Vtuber』とはバーチャルユーチューバーのことを指し、生身の人間では無く2Dや3Dモデルのタレントさんが配信をするスタイル。

 

分かりやすく例えるなら、アニメキャラがYouTuberをやっているようなイメージです。

 

そして私にくまん(アラフィフおじさん)は、Vtuberグループの一つである『ホロライブ』に絶賛大ハマり中なのです。

0期生ときのそら

 

元々の私は『Vtuber』という存在の必要性を疑問視し、食わず嫌いで毛嫌いをしていた=つまりアンチ寄りの考えをしており、間違っても自分から動画を見に行くようなことはありませんでした。

 

あ、アンチ寄りと言っても、わざわざ動画や配信に辛辣コメントを書き込みに行ったりなどの活動をしていたわけではありません😅

 

単純に全く関心がなかった、食わず嫌いの思い込みで「なんか好きじゃない」と思い込んでいただけです。

 

 

若者ぶって子どもとコミュニケーションをとりたい

 

そんな私が、なぜいい歳をして『ホロライブ』にご執心なのかと言いますと、1番の大元は子どもとのコミュニケーションを意識していることからです。

 

我が家には3人の子どもがおり、2024年現在で中3長女、小6次女、小5長男という思春期真っ只中〜入口なラインナップ。

 

私は、友だちのような親子関係を築きたいと常日頃考えており、その一環として若者文化にも触れるよう心がけをしております。

 

まず入り口となったのがゲーム(マインクラフトなど)、そしてアニメ。

 

『ジョジョの奇妙な冒険』や『ワンピース』などの、メジャーどころがコミュニケーションのとっかかりでしたが、中学生長女が友だちに勧められたと観始めた『文豪ストレイドッグス』あたりからは、逆に私が子どもからアニメの内容のレクチャーを受けたり、一緒にグッズ収集に励むようになったりと、それなりにいい感じの友だち親子が醸成されつつあります。

 

 

コスプレイベント参加でVtuber知識の必要性を痛感

 

元々私自身がオタク人間で、ゲームやアニメなどのサブカルが好きな事もあり、やがて地元のコスプレイベントを親子で見に行ったりするようになりました。

 

日常の中に広がる非日常空間はとても楽しく、娘二人もコスプレに興味津々(長男は基本興味なし)など、イベントを楽しんでおりました。

 

ただコスプレイベントを楽しむ上で欠かせないのが『元ネタの知識』。

 

多種多様なコスプレイヤーさんがいるわけですが、「◯◯のコスプレをしている!」と理解できる方が圧倒的に楽しく、興奮できる(変な意味ではない笑)わけなのですが、サブカルの世界は非常に奥が深い為、元ネタのわからないレイヤーさんもたくさんいらっしゃるわけで。

 

特に『にじさんじ』や『ホロライブ』などのVtuber界隈は知識ゼロのため、全く分かりませんでした。

 

それがまぁ悔しいやら、レイヤーさんに対して申し訳ないやらで、いずれVtuberさんも勉強しないとな〜と考えていたわけです。

 

そこから少しずつVtuberの勉強を始めるわけですが、この段階でも私はまだVtuberさんに対しての偏見を持っており、CGのアイドルが歌ったり踊ったりファンにチヤホヤされたり・・・といった安っぽい(←私のイメージが)地下アイドルのようなイメージで考えており、VtuberのYouTubeチャンネルを観たりといった事に抵抗を持っていました。

 

この辺りの『知らないことから来る偏見』は本当に怖いものです。

 

 

大きなきっかけはマイクラ配信

 

この頃の知識の全くない私でも、かろうじて名前くらいは聞いたことがあるVtuberさんが『兎田ぺこら』(うさだぺこら)さんや『宝鐘マリン』(ほうしょうまりん)さん。

 

このお二人はホロライブ3期生、もちろんそんな事も全く知らないまま、たまにYouTubeに流れてくるショート動画や切り抜き動画をほえ〜と眺める程度の日々を送っていたのですが、大きな転機が訪れたのは5月に行われた

 

『ホロ鯖ハードコアマイクラ』

 

という兎田ぺこらさん主催で開催された超神企画。

 

ホロライブのことはまだ良く分からず、好きでも嫌いでもなかったのですが、マイクラは私も大好きなゲーム。

 

ホロライブを学ぶのに、これ以上うってつけの題材は無いだろうと、YouTube動画を観るようになったのがホロライブへの大ハマりのきっかけになるのでした。

 

 

”アイドル”たちによる『笑点』的おもしろさ

 

前述しましたが、それまでの私のVtuberさんへのイメージは、『自分のファンに囲まれた地下アイドル的な存在』という実に陳腐極まりない妄想でして、まさか国民的長寿番組『笑点』のような楽しみ方があるとは夢にも思いませんでした😆

 

『ホロライブ』というのはVtuberさんが所属する事務所の1つなのですが、私が『ホロ鯖ハードコアマイクラ』を視聴して感じたホロライブの魅力が、

 

『笑点的おもしろさ』

 

だったのです!

 

ホロライブのタレントさんたちを『ホロメン』と称しますが、

 

彼女たちはアイドルのはずなのにやってることは『笑点』

 

というギャップ、私はあっさりと撃沈しました笑

 

笑点といっても大喜利をするわけではありません。

 

笑点の一番の見せ場といえば・・・そう、メンバーによる

 

お互いのディスり合いです😆

 

往年の名メンバーの方々が引退されたり、逝去されたりで寂しい限りですが、師匠を師匠とも思わない辛辣ないじりや、一人が始めたいじりに他のメンバーが乗っかっていじり合戦に発展する様などは、本当に笑点の中核をなすだと思います。

 

それぞれのメンバーにキャラが立っており、悪意や嫌味のない(?)、お互いに傷つかないビジネス的いじり合戦

 

そういったお約束が成立することで、観る人に不快感を抱かせないディスり合いで笑いを生み出しているのが笑点ですが、ホロライブも見事にそれを成立させていたのです。

 

『ホロ鯖ハードコアマイクラ』の世界の中で、”アイドル”であるホロメンたちは、協力しあって拠点を作ったり、世界を探索をしたりする反面、

 

ギャンブル場でチンチロに興じたり、

 

そのギャンブル場の壁には『チンチンロ』と書いてあり(笑)、

 

それをアイドルたちが口に出して読んだり読ませたり

 

罠を張ってメンバーの爆殺&濡れ衣を着せたりと、

 

およそアイドルらしからぬ行動をシナリオもなくその場の流れ、成り行きで行う様が実に完成された『笑点感』に満ち溢れており、一気にホロライブの世界に引き込まれました。

 

またホロライブの構成メンバーは全世界で60名以上いるようなのですが、1週間に渡り開催されたこの企画には30名以上のホロメンさんたちが参加されており(参加する、しないは完全に各自の自由意思の企画でした)、数多くのホロメンさんのことを知るのにとても良い機会でした。

 

といった感じで『ホロライブ』にどっぷりな私なのであります。

 

最近ではファミリーマートのコラボ企画(指定のグミ系お菓子2個でクリアファイルがもらえる)や、ローソンのコラボ企画(指定のチョコ系お菓子3個でクリアファイルがもらえる)などにもしっかり散財しております。

 

そして、本日の記事を書くに至った元ネタが、

 

推し活として、ホロライブを運営する『カバー』社の単元未満株を買おう!

 

と思い立ったが、楽天証券ではカバー社の単元未満株での取引はされていなかった

 

というのが本題でした(本題これで終わり笑)。

 

アラフィフの私ですが、ホロライブを心から楽しんでおり、その推し活は私に活力を与えてくれます。

 

もはや子どもとのコミュニケーションという本来の趣旨を逸脱(子どもは特にVtuberの推しは無し)しておりますが、毎日の生活が楽しくなるのは良いことだと思います。

 

いつかカバー社の株を100株(=1単元)買えるように、節約や家計管理などを頑張りたいと思います。

 

ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました。

 

Vtuberに興味のある、中年世代の同志の皆様の参考になりましたら幸いです😆