楽天モバイルが足を引っ張る楽天グループの決算

 

去る5月14日に発表された楽天グループの決算は、売上収益としては過去最高水準ながら、楽天モバイルの設備投資などが響き、トータルでは423億円の赤字でした。

 

これで5年連続の赤字となり、楽天グループ大丈夫か?という風潮が一般的には流れているのではないでしょうか。

 

 

元々はドコモユーザーだった

 

現在は楽天モバイルユーザーの私ですが、元々は20年以上のドコモユーザーでして、楽天の携帯事業参入は冷ややかな目で見ていました。

 

ドコモユーザーでありながらも、ネットでの買い物はほぼ楽天で行う楽天ユーザーでもあった私的に、楽天全体の足を引っ張る楽天モバイル事業は、ある種憎むべき存在でもあったと言えます。

 

その理由は、ポイント制度の度重なる改悪があり、その元凶が楽天モバイルの『失敗』にあったからと考えていた為です。

 

かつての楽天では、『利用するだけで+1倍』というサービスが溢れており、また年会費2,200円の楽天ゴールドカードを使用するだけでも大きなポイント優遇が得られておりました。

 

ただ楽天モバイル事業による大幅な赤字が毎年のように続き、+1倍だったポイントが0.5倍になり、サービスによってはポイント倍率アップの恩恵がなくなり、楽天ゴールドカードに至っては、年会費無料のノーマルカードとほぼ同等にまで大改悪・・・

 

と言う感じで、度重なるポイント還元の改悪を見る度に、『楽天モバイルさえなければ・・・』と思わずにはいられませんでした。

 

 

楽天モバイルへの乗り換えを決意

 

そういう感情の部分もあり、楽天モバイルに対して良い印象を全く持っていなかった私が、なぜ楽天モバイルへの乗り換えを決心したのか。

 

一番の理由は、学長さん(リベシティ)LIVEの影響なのは間違い無いです。

 

家計の見直しの中で優先的に行うのは、家計に占める割合の大きなものを削減していくのが王道なのですが、スマホなどの通信費もその内の一つでした。

 

先述したように楽天ユーザーである私は、元々楽天モバイルへの興味自体はありました。ポイント還元というのはやはり魅力的です。

 

数々の改悪がなされたとは言え、それでも楽天ポイントの貯まりやすさは、他のサービスと比較してもやはり傑出していると考えます。

 

日常生活の中でも楽天ポイントが貯まる・使えるお店も順調に増えており、使い勝手の良いポイントなのは間違い無いと思います。

 

田舎という立地もあるのかもですが、逆に使い勝手の悪いTポイントなどは一切利用しなくなりました。

 

そうなると、楽天への乗り換えを真剣に検討する段階になるのですが、次のハードルは『楽天に変えてちゃんと繋がるのか?』問題です。

 

いまや日常生活に欠かすことの出来ないスマホ

 

これが重い、遅い、繋がらない・・・となれば、日常生活でのストレスは半端なく、発狂レベルになるのは容易に想像できます(←私の場合)。

 

そして巷でよく聞く噂は『楽天モバイルは繋がらない』という話ばかり。

 

楽天への乗り換えを踏ん切れなかった私も、プラン変更などで少しは安くならないかとドコモショップに相談に行きましたが、そこでも店員さんから「楽天に乗り換えたけど、繋がらなくてすぐにドコモに戻ってきた方がたくさんいます」「楽天はクソですよ」という話を聞かされました。

 

そもそもドコモショップの人間が、競合他社を良く言う訳もありませんが、その話を聞いて私は「やっぱりそうなんだ」と盲目的に納得したものです。

 

ちなみにドコモでのプラン見直しも、私にとって有用なものはなく、大きな削減に繋げる事は不可能でした。

 

そうして、学長さんがしきりに楽天モバイルへの切り替えの有用性を語っていても、どうしても踏ん切る事ができず、悪い情報ばかりを鵜呑みにして行動できずにいる日々が続きました。

 

興味はあるけど、繋がらなかったら・・・と思うと怖い

 

そんな私が大きく踏み出す決定的なきっかけになったのが、すぐ身近にいた楽天モバイルユーザーの存在でした。

 

その方は職場におり、話を聞くともう2年ほど使っているとか。

そして家族全員が楽天モバイルユーザーだそうで、こう仰いました。

 

「なんでみんな楽天モバイルを使わないのか、

 

 理解できない」

 

月々の使用料金はシンプルな1プランで分かりやすい&劇的に安く(最安で980円〜最大でも2,980円 各税抜き)、データ容量も無制限、そして繋がりやすさも問題なし

 

使わない理由がない

 

と言う事なのです。

 

身近な方のその言葉に背中を押された私は即座に行動して、ドコモから楽天への乗り換えを果たしました。

 

そして実際に使ってみて、会社の方と全く同じ感想を持っています。

 

なんでこんな良いものを、みんな使わないのか?

 

まず前提として、家にも職場にもWi-Fi環境がある事もあり、私自身は元々それほどデータ利用量の多い使い方をしておりませんでした(月5G未満)。

 

地下鉄に乗る機会もなく(そもそも田舎なのでそんなもの無い笑)、ビル街に囲まれているわけでもなく、電波の障害となるものは少ない環境だと思います。

 

スマホ利用もドラクエウォークが一番で(笑)、あとはネットニュースを見る程度。

 

YouTubeなどの動画は、原則Wi-Fiの使える所でしか見ないので、あまり大きなデータ通信を必要としない生活スタイルでした。

 

そういう前提での『楽天モバイル問題なし』という結論ですので、全ての方に当てはまるかは分かりませんが、それでも多くの方には最適選択肢となりうるものだと考えております。

 

 

月額7〜8,000円の削減

 

ドコモ使用時はざっくりですが、だいたい月額8,000〜9,000円携帯代に支払っていました。(端末代金完済後)

 

現在の楽天モバイルでは今のところ、データ利用量3G未満で最低金額である980円(税込1,078円)に収まっており、トータルで1,200円程度。

 

大体7〜8,000円の削減に成功しております。

 

ドコモ時代と比べて、3Gを超えないように気を配りながら使う(と言っても普通に使っていればほぼ超えない)という違いはありますが、一番違うのは付帯サービスの有無だと思います。

 

ドコモは色々な付帯サービスが存在し、さまざまなアプリが割安で利用できたり、保険的なものに加入できたりなどがありましたが、その分月々の利用料金が膨らんでいました。

 

楽天モバイルでも付帯サービスは存在しますが、基本的にどれも不要なもので、私は利用していません。

 

ドコモ時代も、たくさんの付帯サービスは結局ほぼ使いこなせておらず、必要が生じた時に必要なサービスだけをその都度利用すれば良かったのだと、現在になって実感しております。

 

楽天ユーザーの方は、楽天モバイルを使わない選択肢は正直無いと思います。

 

楽天市場、楽天ポイント、楽天カード、楽天銀行、楽天証券

 

これらをまとめて『楽天経済圏』と言う言葉が生まれるくらいに、楽天グループのサービスは日常に溢れており、多くは使い勝手の良いものです。

 

偏った経験による知識や、エアプ勢の偏った情報(含むドコモ店員笑)に惑わされる事なく、

 

良質で安いサービスを有効利用していきましょう。

 

楽天モバイルへの乗り換えは、大きな失敗にななりづらい

 

良い選択だと私は実感しており、信じております。

 

皆様の参考になれば嬉しいです。