「ご褒美」の効能

 

ご褒美という言葉をwebで調べてみると、「褒める意味で自分や他人に褒章を与える事」と出てきました。

 

勉強や運動などを頑張った子どもなどに、ご褒美としておやつを買ってあげたり、プレゼントをあげたり、経験のある方も多いと思います。

 

それ以上に多い経験として、「頑張った自分へのご褒美」が挙げられるかと思います。

 

私自身も仕事がキツい週間を乗り切った後(もしくは最中)に、自身へのカンフル剤として与えることがよくあります。

 

気分的にアゲることができたり、体への栄養という部分だったり、色んな角度から良い影響を多々もたらすことができる手段であるのは、間違いない事だと思います。

 

 

「ご褒美」の副作用

 

ただしご褒美には良くない一面があることも事実

 

それは「依存」を生み出してしまう可能性があること。

 

最初のうちは頑張った事に対する褒章として与えていたご褒美が、

 

いつしかご褒美目当ての行動となり、最終的にはご褒美なしでは動かなくなったり。

 

他者に対してもそうですし、自分自身に対してもそうなってしまっている方が、少なくない数いらっしゃるのではないでしょうか?

 

特に自分自身に対する「ご褒美」は、後ろめたさを隠すための便利な言葉になりがちです。

 

長い連勤を乗り切ったから(乗り切る為に)

 

あんなにキツい業務をやり切ったから(やり切る為に)

 

普段摂生を心がけて頑張っているからたまには

 

そう自分自身に言い聞かせて、必要でないものを買ったり、予算以上にお金を使い過ぎてしまったりしていませんか?

 

 

便利な免罪符

 

ご褒美はその種類にもよりますが、多くの場合出費が伴うと思います。

 

本来なら買うつもりのなかった物だったり

 

本来なら1ランク下のものを買うはずだったり

 

本来より1つ2つ多く買ってしまったり

 

ご褒美がいつしか過剰な出費への免罪符になっていると、それは地獄への1丁目かもしれません。

 

こうしたご褒美は、いわば「未来からの前借り」だと私は考えます。

 

ご褒美を買わなければ残すことのできたお金

 

それらを前倒しで使うことで、生活は気づかない内にじわじわと苦しくなってくるのではないでしょうか?

 

そしてご褒美には依存性があるため、

 

苦しくなった生活から溜まったストレスが、

 

また新たな「ご褒美」を生み出し、

 

さらに生活が苦しくなる・・・

 

地獄への悪循環の始まりです。

 

食欲、物欲、承認欲

 

これらは止まることを知らずに膨れ上がっていき、本当の意味で引き返せない依存を生み出します。

 

そうしたことを考えながら、ご褒美はほどほどに留めましょうね。

 

と私自身に言い聞かせながら、あと1品を思いとどまる毎日の私です

😅

 

ご褒美は贅沢への便利な免罪符であり、

 

未来からの前借り

 

この意識をこれからも大切にしていきます!

 

プチ贅沢という言葉も同意だと思いますので、ご注意くださいね😅

 

皆様の参考になりましたら嬉しいです。