お盆休みも終わったね。
お教室の夏休みも終わり、レッスン開始です。
Kちゃんは、相変わらず譜読みが苦手。
フラッシュカードはそこそこ速くできてるよう。
なんで楽譜になっちゃうとこうなのか、
“うちの人” の悩みのタネなのです。
もちろん手をこまねいている “うちの人” ではない。
これまでもアレコレと作戦を繰り出しているが、
敵(じゃないか)もさるもの、なかなか手ごわい。
まず、譜を読む以前にご本に目すら行ってない。
「どこ見てる?」の “うちの人” の問いかけに、
「ああ」と顔を上げキョロキョロのKちゃん。
やおら、
「1、2、3、4、!」とカウント。
元気よく弾き始めるよ。
キャーッ 目線と曲がちがいますうううう
と、こんな具合で始まり、
やっとこの曲だね、と目線も定まるが、
当然見ているだけなので音は違います。
なんてことを毎回毎回くりかえしてます。
いろいろ問題があると思いますが、
とりあえず 次なる策を打ち出す “うちの人” 。
「そうだ!Kちゃん。ご本読むの好きだったよね~」
図書室でもいっぱい本を借りて読んでるって言ってたな・・・。
「うん本読むのね、得意なの。」
「楽譜読むのも、本読みと同じだよ。
あいうえお・・・がドレミ・・・なんだから、それ読んで、どんなお話かな~って考えながら
朗読するのが、楽譜読んで弾くってことだよぉ~。同じだから得意のはずだよお!」
するとKちゃん自慢げに、
「K、朗読は苦手なの。黙読。」
・・・・・。
だ、大丈夫だろうか。
心配なのは」ぼくだけでしょうか?