“うちの人” のピアノ、
ハンマー交換をすることになりました。

本当は買い換えた方がいいんですけど、
“うちの人”
お金ないから・・・。

アップライト時代からずっとお世話してくれてる調律師さんも
「まだ大丈夫ですよグッド!
とずっと色々お手入れして、
“うちの人” の
「スタインウェイみたいな音にして音譜
などと(ヤマハちゃんなのに)無理な注文にも
「どうでしょう?」
と、いつも頑張ってくれて、
ペタンコになったハンマーもだいぶ何回も治療して、
“うちの人” とお教室のおともだちを支えてくれた。

ちょっと前から
「この位でどうでしょう?」
な感じになって、
「スタインウェイみたいにして!」
には
「買いません?」
になってきた。

さすがの “うちの人” も
考えなきゃならない
と覚悟を決めた。
もうペタンコがどうにもならないらしい。って。


昨日、
調律師さんと作業を主にして下さるもう一人の調律師さんが
ハンマー君を連れに来た。

朝から “うちの人” はソワソワ。
お願いすると言ったものの
実際どう変わってしまうか?
良くなるんだと思っても心配みたい。

もう一人の調律師さんは
スタインウェイのコンサートチューナーさんでもあるらしい。
でもこういった作業が大好きなんだそうだ。
ちょっと不安げな “うちの人” に
「ご安心ください。すごく良くなります。お任せ下さい。」
と言って下さった。。
少し心が解けて “うちの人”
「スタインウェイの音が好きなんで・・・ラブラブ
とかまた言ってるよあせる
「買い換えてくれたらいいんだけどね~」
といつもの調律師さん。
ナイスツッコミです。

買い換えるなんて “うちの人”
出来なそう。
ハンマー交換だけで
朝からソワソワ、
バンバン弾きまくり、
本体から引きだされたハンマーに
「今までありがとうしょぼん」とおセンチ。
いつもの調律師さんに
「よく弾いたもんね」
と言われてもはや泣き寸前。
そんなわけでアップライトちゃんもいるわけで・・・。

絶妙なタイミングでいつもの調律師さん、
「あ、買い換えなくてもここなら2台並べられるから大丈夫ですよ。」
と、万が一宝くじが当たっても大丈夫なフォロー。
さすがです。


新年の5日に大手術を終えて
帰ってきます。
調律師さん達、どうかよろしくお願い致します。

ぼくも楽しみにしています。