“うちの人”
今日は合唱の練習に行ったよ。
指揮者のN先生は面白いんだって。
で、“うちの人” はこれまた大好きな
ピアニストのE先生と面白がっちゃうらしいの。
ここのところ何とか音も取れてきて、
いよいよN先生の味付けが入ってきて、
“うちの人” もみんなも
一生懸命歌っていたら、
ピョン

飛んだ

N先生。
こういう時
“うちの人” は嬉しいらしい。
N先生が本気になってくれた、から。
それはみんなが頑張っているから。
って思うからだって。
なんか
今日はN先生、ご機嫌みたい。
休憩の時にE先生と “うちの人” が
「さっき、飛びました」
「え、見て無かった。でも少し歌えてきたからですね」
「先生、ご機嫌いいのかな?」
なんて話していたらしい。
そして休憩後。
ピアノの前奏や間奏の♪トリル(ドロドロドロドロ~)からドンッ!
と入る所、
トリル、やたらと長っっっ

ドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロ~
N先生は気持ちよさげにお手てをグワーンと持ち上げて



いつもクールなE先生。
練習終わるなり “うちの人” に
「トリル、長くなかったですか?拍、間違えてるかと思っちゃった」
と。
“うちの人”
「ですよね~。なんか、え?まだ?とか思いました

やっぱりご機嫌良いのですかね~」
などと笑いながらお帰りの支度をしてたそうです。
良いか悪いかは別にして、
とても芸術家気質のN先生。
先生がノリノリで振れるよう、
頑張りたい “うちの人” です。
あれ?逆???