“うちの人” が歌いに行ってるある合唱団。
ず~っと前からだけど
ほとんどの人が鉛筆を持ってこないらしいの。

先生からのご指導や
自分のために
「ここだめだったショック!
とか・・・
「こうするとうまくいったニコニコ
的なこと
忘れないために書かないのかな?

だから何回も何回も
同じこと注意される。
わかってて出来ないのじゃなくて
一々「へ~」みたいに言ってるとこをみると
覚えちゃいないんだよね。

お教室のおともだちには
“うちの人” が書いたり印したりしますよ。
もちろん。
それはみんな小さいし、
覚えておくのは難しいからね。


たまに指揮の先生も
「ああ、鉛筆で書いてね。変わるかもしれないから・・・」
と鉛筆すら持っていない方々に言ったり、
ピアニストの先生も
「ちゃんとそういうところは印してください」
と言って下さるのだけど・・・。

ヘラヘラ笑っているんだって。

“うちの人” は怒り炸裂ドンッ
それで覚えてて次には出来ているんなら怒らないと思うけどね。

何か言われても自分達の事じゃないと思うのかね。
パートの div. だって素知らぬ顔でスルーしてるけど
改めて誰がどこかをたずねると
「誰々??どこどこ?」
と大騒ぎ。
それが3週間は続いた。
どうする気だったんかね。
どこ歌うのかもわからなくて・・・。


ピアニストの先生がおっしゃった。
「鉛筆もってこなくちゃならないようにレッスンしなきゃダメだ。」
と。
「そしてこう書いて下さい。まで言わないと何をどう書いていいのかもわからないんだよ。」
って。

な~るほど。

大人なのにね。

たとえ合唱なんてまったく初めてでも
大人なんだから自分で工夫して
またそんな工夫も楽しんじゃったりしている人も
ぼくはいっぱい知ってるけど・・・。


大人と言われるある合唱団の人間のお話でした。