“うちの人”

趣味としてアマチュア合唱団に混ぜて頂いてます。


みんなでお揃いの新しいお衣装を作るんだって。


ぼくたちはいつでもどこでも

この生まれた時からの自分の毛皮だけど、

人間は色々TPOっていうの?

で、色々着るものを変えてるのね。


ステージのお衣装はまた特別。


“うちの人” のお教室の発表会は

みんなかわいいドレスに

ピカピカの靴、

ママさんやおばあちゃまにして頂いたヘアアレンジに

キラキラ飾り。

キリっとしたブラウスに

ピッシリプレスのきいたプリーツスカート、

ポニーテールに気合リボン。

などなど

ステージならではのお支度を

大変と思いますが、楽しんでくださってます。


それは子供だから???


大人だって、

楽しくないかな~。

大勢で並んでるんだから

一人一人の腕の太さなんて見てないし、

首のシミなんかもっと見えないよ。


それぞれ好きにスカーフを使ったら、

不揃いで汚い首巻。

ケープを上に重ねるって、

慎重に選ばないと笠地蔵。

全員一緒じゃなきゃダメなのかしらって、

それじゃ団の衣装の意味ないですから。


こういう場所ではこういう格好すること

って

人間界には文化があるんでしょ?

それにお衣装は自分の為だけじゃなくて、

表現の一つではないかと

ぼくも思います。