明後日銀座は「シグナス」にて阿部トリオのライブがあります。
このトリオでは、1年半近く活動と少々短いですが、
月に3~4本の演奏を重ね、息の合ったトリオになってます。
今回のライブは、ギターも加わってさらに華やかに!
皆様のお越しをお待ちしてます。
銀座八丁目並木通り ポルシェビル隣地下
1940~
TC1100円 MC1500円
阿部樹一トリオ ベース石原雄介 ドラム尾川太郎
ゲスト ギター曽根一馬
今日も小学校に行って参りまいした。
小学生でもないのに何故通いつめてるかというと、
コンクールや連合音楽会という5年生だけの本番がある
「空いてるなら来て」と言われてしまう忙しい時期。
ドラムやティンパニーのように各ジャンルの花形打楽器を
教えるのは、さほど苦労がいらないのですが、
問題は、大太鼓、トライアングル、シンバルといった非花形打楽器を
教える場合には、それはそれは苦労致します。
まず、譜面上の休みがとても多い。
打楽器パート全体が少ないのもあるのですが、非花型(以下略)は
さらに少ない。とても少ない。無理やり出番を作るくらいに。
「自分の出番がない間も、メロディーを心の中で歌って音楽に
入りこむんだよ」と言ったところで、それはある程度出番がある
楽器には響く言葉であって、自分で言っていて打楽器パートには
少々詭弁に聞こえてしまう。
いや、とても大事なことなのですが、休みが多すぎる為
それを実感しずらいといいうか、嫌でも実感するというか・・・。
次に、技術上簡単過ぎてしまう。
一打入魂の非花(以下略)は、下手したら幼稚園児でも
できるくらい技術上は簡単。でも音楽にするのが難しい。
そんなある種の哲学的な玄人好み的な感覚を持った小学生が
いたら、会ってみたい。いや是非転校してきて下さい。
そうなると教える事は、音のタイミングやどこの打面を叩けば
響くか等、とても大事なことだけれど、小学生にはとても退屈な話に
なってきてしまう。そうなると練習をしない。
が、いざみんなで合わせると肝心の一発を外す。
タイミングがずれる。音楽にならない。しかもずっと立ちっぱなし。
「大太鼓は指揮者と同じくらい大事」とか、
「そのトライアングルでみんなが落ち着くんだよ」とか
「そのシンバル一発でオケが華やかになるんだよ」とか
確かに大事なんだけど、いなければ困るパートなんだけど、
上記のように大げさに言わないと、なかなか使命感に燃えてくれない
パートでもあるのです。
これほどまでに「忍耐」という言葉が似合うパートの
小学生達を見ていると、
指揮者の前に人数分ドラムセットを並べて派手に叩かせてあげたいと、
地味なパートながらも一生懸命練習している小学生達を見ていて、
ふと思ったりしています。
画像はライブのメンバー写真です。
