あまり日を置かずに書くなんて、自分でも珍しい。
天変地異が起こらないことを願うばかりです。
ブログのタイトルを決めるのって結構面倒です。
ホント「徒然」という言葉は便利です。何にでも使えますね。
最近ふと思い出すのが、「ローマ人の物語」に出てくる、ユリウス・カエサルの言葉。
「来た見た勝った」とか「賽は投げられた」とか「ブルータスお前もか」とか。
色々な名言を残していますが、個人的にとても印象に残った言葉がありまして。
ちなみにユリウス・カエサルは、皇帝ではなく終身独裁官という地位で暗殺されてます。
帝政に移行する前の共和制の頃の役職です。
共和制では、トップは執政官という役職で元老院から二名選出され・・・って、
そんな話はどうでもいいですね。
さて、そのユリウスさんが「お前もか」の人が演説してるところを通りかかり言った言葉。
「彼が何をしたいのは分からないが、彼が何かをしたいのはわかる」
演説してるのに。言いたいこと言っているはずなのに。この言われよう。
どんな表情で言ってたのか分かりませんが、クレオパトラとデキちゃうお方だから、
さぞや、笑いながら周囲の人に言ってたのでしょう。
そして、「ブルータスお前もか」に続くわけです。
この流れ、最古のコントではないかと思う位面白い。
「何かをしたい」が結局暗殺ということになってしうのですから。
しかもブルータス、そんなに乗り気ではなかったというし。
となると、先の名言も違った感じがしますね。
きっと、皮肉な笑みを浮かべて死んでいったのかなぁと。
どうしても悲壮感が漂う感じには自分の中ではならなくなります。
で、その「彼が何をしたいのは分からないが、彼が何かをしたいのはわかる」。
最近そんな感じの人、周りに結構いませんか?