光る牙(吉村龍一)
それみたことか!!!キムンカムイを怒らせるとこんなことになるぞー!
ってかんじの〜〜
いわゆる、熊もの?っていうの?
それにしても、熊さんの怒りと悲しみが伝わってきて本当に申し訳ない気持ちになる。あーあ熊さん可哀想。もう、バカな人間なんかお好きなだけお食べなさい、と、言いたくなる。(でもやっぱり襲われて食べられる立場になるのは嫌だけど)
おこった熊さん、ほんっとうにおっかなかった。。。)
今は関東の山でも、熊注意の看板をたくさん見かけるし、、、熊の習性についてめちゃくちゃ詳しく書いてあるから、山に行く人も行かない人も読んでおくと良いかも!?
熊が人を襲う原因をつくっているのは、100%ニンゲンなのだよなあ、、、そもそもこの大地は誰のものなの?人間ごときが所有して破壊しまくって良いものなのか。
ふおー!読み終わって、ドキドキして、諸々興奮しすぎて眠れなかった!夜中に汗びっしょりで起きたのは、寝る前に読んだせいかも。
道具類の手入れとか使い方や情景描写が詳しすぎて、サバイバルマニアか?と思ったら、作者は元自衛官?あー納得。
(しかし元自衛官の上司、めちゃカッコイイ。しかしそれにしても無敵すぎた(笑))))
まあ、あの上司いたら安心すぎて、はなしが盛り上がらないから、仕方ないにしても、、あの無敵の上司が滑落?とかありえないような、、、(笑)とか話の展開としては、えーってのも、まあ、ありつつ、
中盤からの怒涛に呑み込まれ(笑)
読み終わってみると、
ああこれはこの方にしか書けない小説だ!となんだか納得。そういうの、好き〜。
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