年収90万円で東京ハッピーライフ(大原扁理)
高校卒業後、3年間引きこもり、海外ひとり旅を経て隠居生活をしていた30代の方の本。
幼い頃から空気を読めず、集団生活が苦手、いじめの経験など、苦労されてきたようす。
ああ、やっぱり、この社会が生きづらいなあ、嫌だなあ、とかんじて、こういう生活に行きついたんだなあ。。。
都内でも28000円のアパートで楽しく超スーパーミニマリストてきな生活をすれば週休5日で暮らせるよ〜と、いう。。。
飲食店でのバイトのエピソードなどを読んでいて思うのは、ちょっとなんらかの発達特性がありそうかも?まあ、本人はそんなことはもはや関係ない領域に行けてるけど。
前半は普通とは何か、個性とは何かなどについての思いや、どうしてどういう経緯でそういう方向に行ったのか、など〜
中盤はくらしについて。衣食住についての考え方。粗食や野草喰い、など、質素の良さ。今流行りのミニマリストを究極に極めている感じ。全体的に、まあ、共感は、できる。
後半は、人と違う生きたをする心の持ちよう(無理しない、無理のない生き方)について。何しろ、そういう生活が楽しくて仕方がない、というところが凄いなあ。
こういう、人とちょっと違う生き方も、楽しんで極めちゃえば本が出せるんだなー。いいなー。
凸凹がありながらも、自分の凸部分を最大限に生かしているんだなー。人付き合いが億劫と言いながらも、ちゃんと友だちもいるし。働きたくないと言いながらも、バイトできるほどの演奏ができたり、友だちの楽曲制作を遊び程度に手伝っていたらその人たちがヒットして臨時収入とか。なーんだめちゃめちゃ優秀な人じゃないかー。そういう飛び道具てきな特技があるのって良いよねー。。。
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