小細胞肺がん:2010.10.17まで | 「小細胞がん」闘病記

「小細胞がん」闘病記

父(61歳)の「小細胞肺がん:ステージⅣ」の闘病記。

2010.10.17(日)

今日は見事な秋晴れで、家に居るのがなんだか勿体ない気がして、
「ピクニックに行こう」と昼前に突然思い立った。

地元の運動公園へ、父母と私と息子でピクニック。
つい先日息子の運動会があったから、外でお弁当を食べるのは久々ではないけど、、、


先週の金曜日に、抗がん剤3セット目3week(イリノテカン)を投与したばかり。
体調はあまり変わりないようだが、最近の父は口数も少なく、
家からあまり出ようとせず、1日のほとんどをベッドの上で過ごしている。

久しぶりの屋外。緑が多いこの公園は、ちょっとした散歩にも最適☆

こんなにも清清しい秋晴れの日に、お弁当を持って出かけるなんて
なかなか無い機会だから、みんなの写真でも撮ろうと思っていたのにカメラを忘れた。


以前なら、カメラを父に向けることに対して特に何も思わなかったけど、
がんを告知されてからは、、、どうしても変に気を使ってしまう。


がん患者といえば、食事も取れず、やせ細って・・・というイメージがあったけど、
父はがんが発覚してから3ヶ月間、痩せるどころか少し増量した。
食事を美味しく食べられるというのは、とても幸せなこと。



2時間程、公園で歩き回った。
自分の足でしっかりと歩けるというのは、とても幸せなこと。



「小細胞がん」闘病記

















帰り道の夕焼け空が、とても綺麗だった。
綺麗なものを「キレイ」と思えるのは、とても幸せ。

「キレイだね」って、顔を見て話が出来るのも幸せだよね。