自分の病気等に関するブログを書いている人がどのような人かわかった方が、読んでくださる方には、ご自身のことと比較したり、読み飛ばしたりできるだろうと思いますので、ちょっとした自己紹介をします。
私は、団塊世代ジュニア生まれ(氷河期世代)、性別は男です。もう、50を過ぎています。
30歳を過ぎたころ(31歳か32歳ごろ)、会社の健康診断で、肥大型心筋症の疑いがあるので、大きな病院で精密検査を受けたほうが良いとの診断があり、都内の大学病院に行きました。
1か月弱検査入院をして、肥大型心筋症と診断され、そこで入院中から血圧を下げる薬を処方されました。
血圧を下げることで心臓への負担を減らすということで、最初は、メインテートとブロプレスを飲み始めました。
少し大げさに書くと、この時から、自分の人生は大きく変わっていってしまった気がします。
薬を飲むように言われて、私にその薬が必要なのか、国立国会図書館に行ったりウェブでも色々調べましたが、調べて判断がつくようなものではなく、結局、いわれるがまま飲み始めました。
できれば薬は飲みたくなかったのですが、理論的に考えた場合、やはり自分の心臓への負担を減らすことは必要なのかもしれない、と考えました。
また、今までの自分に起こる体の不調(気を失いかけたり、もともと病弱ですぐ具合が悪くなること)が良くなるかもしれないという、淡い(今となれば、甘い)期待もありました。
その後、薬を飲み始めて1年弱くらいから、心不全になったり、心房細動になったり、体のしびれがひどくなったりするようになりました。薬との因果関係は説明できず、薬が原因だと言い切れない部分もありますが、薬を飲む前と後で、極端な体調の変化でもあり、個人的には薬の副作用(副反応)と考えています。
あのころから、20年間経ち、なんとか無事生きておりますし(肥大型心筋症は、その状況によって予後何年という病気でもあるし)、体力は大きく落ちましたが、普通に食べたいものを食べることも、軽い運動をすることも、旅行に行くこともできる状態ではあり、それなりに楽しんでいます。
ということで、肥大型心筋症と診断された方も、私のように普通に生きている者もいますので、絶望せず前向きになってほしいと思っています。