5月11日 矢場とん 銀座 | にくだん!

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肉食男子の肉談義

普通のチェーン店くらいの所は書かない、という話だったがこちらはまあ、ボーダー越えということでいいでしょう。
言わずと知れた有名店、矢場とんの東銀座店。
ここもなんだかんだ賛否両論が極端な店で、こういうのはもう看板がブランド化してくると不可避のことなんだな、と感じる。
午前11時半、ランチで訪問。折角なのでハイエンドの味を試してみようと思い黒豚ロースを頼むが、ないとのこと。ないのかよ!なんでだよ!
しょうがないので普通のロースに。


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見た目からなかなか食欲をそそる。幅広で大きい。これで定食1,155円、和光程度となれば良心的じゃないかという感じ。
…とは言ったものの単品735円で定食との価格差が激しいのがちょっともどかしい。味噌汁とご飯で脅威の420円。次からは単品にしようか悩むレベルだ。

後から見るとそんなことも思うが、まぁ気にせずに頂く。なんだかんだ言って美味しいと思う。
コクのある味噌だれはさすがに名高いだけあって、そこらの安い味噌カツとはちょっと違う。
食感はきめが細かく、ザクザクと言うよりシャクシャクという感じ。肉自体は繊維感が強くなく、歯切れ良くて柔らか、ふわっとしている。
少し珍しかったのは、肉の厚み。センチメートルに及ばない薄めのスライスになっている。一般的にたとえるなら「厚切りのハムカツ」程度。
「いつものとんかつ」のイメージと違うのは、人によって良し悪しあるかもしれない。食べた瞬間確実に感じる違いだし。
分量的には面がワイドなので僕は十分だったが。


定食420円プラスは大きく印象を落としていると思う。なまじ単品が存在する分、余計な割高感を与えているのでは。定食の価格自体は廉価路線でもないし良いと思うのだが、単品が700円で出せるなら1,000円切ってくれよと思ってしまうのが普通だろう。
黒豚を置いていない(というかこの日の仕入れ自体がない)というのもいかがなものか。
店の勝負メニューならあってはならない状況だろう…そこまでの自信作でないなら2,000円オーバーは出せない。

というように食べた物には満足したが、細かい要素によって妙なしこりが残ったのも確か。
が、対応自体が悪いのではなく、接客は非常に丁寧。何かちょっとが、勿体ない。