昨日登山に行きました。
 
ここに来るには、長~い話があるのです。
がまんして読んでくださる方以外は文章はスルーしてね。
 
先々週
私の入っている山の会の企画する登山に申し込みました。
毎月みっつくらいレベルいろいろで登山会が企画されてて
自由に申し込んで参加できるんですけど
 
前回のブログで
一人登山のことを書きましたが
同じ高さくらいの山で

行ったことのない山で

(わたしの行った山なんて指おりかぞえられるくらいです)

秋のお花の鑑賞ができる山みたいな紹介だったので
申し込みました。
チームリーダーからOKの返信がきたので
楽しみにしてました。
ところが、
先週
同じ会の看護師をしている人から電話があって
「あなたは登山できませんよ」と言ってきたのです。
「人工股関節を入れているひとは、登山できない。
あなたが登山中に股関節がはずれたら
会のほかの参加者があなたを負ぶって下山することになります。
あなたは車いす生活になります」
という意味のことをいってきたのです。
わたしは手術前に
「しゃがむ姿勢とかできなくなりませんか」と医師に尋ねました
それができないと日常とても困ると思ったからです。
 
医師から
「わたしはしてはいけない姿勢は、特に指定していません。」
と言われたので手術を決めました。
ただ、転倒したら股関節が外れやすいの気を付けてと言われました。
手術後も
「できることはしていい」
と言われたので、
できる範囲でできることを日常生活で繰り返しているうちに
手術前と同じように生活できるようになりました。
手術後
はじめて
山にあがったのは
このブログにも書いているように
30分で上がれる山で
お友達にいっしょにいってと頼んで3人であがりました。
ひとりではこわかったからです。
 
それからだんだん自信がもてるようになったので
このまえ1200メートルの那岐山にひとりであがってきました。
以前なら1回の登山で2~3回は転ぶのが常でした。
登山中ころばかなったので、
よく転倒していたのは、
足が悪かったからなのかもと思いました。
それで少し自信がついたので
このレベルなら
山の会の登山に参加しても迷惑をかけない程度について行けると
思ったので申し込みました。
それなのに
ダメでした。
会員が複数で登る山行の場合、
リスクの高い人はお荷物でしかないということなのだとわかりました。
 
私の身体の状態を何もみないで
「人工股関節を入れた人」
というだけで、
排除されることに納得いきませんでした。
自分は行けるという主張をするほどに
傷つけられる言葉を聞きました。
それで
山の会の山行には行けないということがはっきりわかりました。
だから
わたしは少しずつ登山の実績をつくって
山の会なぞに参加
しなくても
山を楽しんでいこうと決めました。
 
でも、
さんざんいろいろ言われたので
さずがに自信もなくなりました。
去年富士山に行ったメンバーと
10月に立山に行く計画なのですが、
それも行かないほうがいいなと
思いはじめたところ、
立山に行く練習登山に魔王さまがつきあってくれることとなり、
昨日の登山となったわけです。
 

10:00に登山口到着出発の予定だったのに
わたしは高速道路のおりるところを間違えて
30分の時間ロス。
10:30ごろやっと到着してあたふたしました。
魔王を待たせました。
(写真傾いてるし!)
この写真は出発したばかりで振り返ったとこです。
あの野生動物除け?のオリをあけて、締めて、道をきたとこです。
 
三合目です。
城山という方向にも興味あったのですが、30分も遅れて来たしまあいいかとスルー。
 
展望台という表示があったので来てみましたが
ちょいがっかりの展望です。
・・・
曇ってるし
山が低いからしょうがないね。

 

 
 
曇っていて蒸し暑い日でした。
汗ぶるぶるになりました。
(汗ぶるぶるという表現は、あまり意味が通じないことに最近気づきました。)
普通はあせだくだくというんだそうです。
 

伝説のあまんじゃこの忘れ石って

どれ????

そんな石。ないじゃあありませんか?

わからなかった。

 

展望台と書いてないけど
斜面のところでやっと見晴らしのいいところがあって
滑らないように気を付けながら撮影~
 
ちょっと涼しい風も吹いてきもちよかったよ。
 
600何メートルということですぐ上がれるような気持だったけど
しんどかったです。
暑くて、汗がすごかったです。
 
崩れそうな山小屋がありました。
町おこしの方たちが
頑張って作ったんだろうなとおもいました。
崩れてて残念です。
 
やっと頂上到着です
髪の毛から
汗がしたたりおちるくらい
汗をかきました。
 
693メートルでした。
このすぐ手前に
石垣をつんだような
岩があって
わたしは~
その岩が
ほんとうのあまんじゃこの忘れ石だと思います。
って、
写真がないやんか!!!!
 
うん
(m´・ω・`)m ゴメン…
 
 
頂上の展望がいまいちですね。
 
汗がたらたら落ちる状態だったにこりんを
でかいアブが襲う!!!
大きなアブがわたしのソックスにはりついて、
汗を吸おうとした??
チクッと足に刺す感触が!!!
 
魔王が用意の虫よけスプレーをにこりんの全身に噴射!!!
 
おかげでアブはどっかいったものの
にこりんはゴホゴホ
虫よけスプレーに
退治されそうになったのでした!!!
 
そのあとはおとなしく、
肉の焼けるのを待つ~~!!
 
お昼ご飯です。
☆5つの上等の黒毛和牛です。
じゅ~って焼いてもらって食す。
うまし。
山ステーキハウス「魔王」開店でした。
ごはんは、
お湯をかけてごはんになるやつ。
 
おいしそうです。
 
これを食べて、
元気を回復して下山しました。。。
いつものように
下山写真は
ほとんどなしです。。
 
下山前に、頂上でもう1枚

 
下山は、
転倒しないように歩くのに力いっぱいなので
写真どころではないです。
 
1回ころびました。
魔王が「今のは踏んだ枝がくるっとなったからで、ノーカウント」
と言ってくれたので、ころんでないんだそうです???!
転びかたも上手?になって
お尻もちをつかずに
ノーダメージでした。
 
下山完了は15:00
予定より時間かかりました。
足が遅くて、ペースを合わせてくれた魔王に感謝。
やっぱ、山の会は無理だな。こんなゆっくりじゃ。
 
これから
ちょっとづつチャレンジを続けて
無事故で登山を頑張ろうと思います。