宇多田ヒカル『何色でもない花』MVと曲の感想!

この曲を初めて聞いた時に
陽だまりを歩いてるかのような暖かなピアノとメロディで気に入ったんすけど
何色でもないって白でもないし無色透明ってことだよなぁ?って想像しながらハーフサイズを聴いてやした

昨日MV公開日にフルが配信されてMVも見てSpotifyで聴いて歌詞もチェックしたんすけど
不確かな世界における揺るがないもの?
を表現したかったのかな?と思った

俺は散々このブログで仮想現実の話してたんで
歌詞の内容がもしこの世界が現実のものでないなら?って問いが自然と理解しやすかったんすけど
透明な花って目に見えない贈り物って意味かな?と思った

宇多田ヒカルの歌詞に以前も自分を自分たらしめるものってワードが出てきて
価値観や趣味趣向では無いってフォーエバーモアで言ってたな

自分を信じる気持ちが愛に繋がる
歌詞では確証できる真実とは何か?を説いてるんすけど
愛や人を想う気持ちにも同様のことが言えるなぁと思えて
目に見えないものなんすよね

人を愛するってことが理想の関係性を求めることなのか動物的な本能なのか同気相求なのか心の拠り所なのか
一概に言えないことを愛と呼ばずして何と呼ぶのかって言いたいのかな?と思った

歌詞って難しくて1〜10まで表現すると
説明くさくなるんすけど
この日常に溶け込んでハマるメロディに科学的な仮説だったりそれをどう感じるか?を落とし込むのは流石だなと思ったし
個人的に宇多田ヒカルって飾らない言葉で分かりやすいんだけどコアに直球勝負してくるっつーか
グサッと胸に刺さる部分が多いんすよねー個人的にだけど
同じ文章を読んでも意味が分かるかそうじゃないかの違いがあるのと同様に
宇多田ヒカルが表現する歌詞に込められたもの
はそれを理解した上で成立してると改めて感じたな

元々人の精神心理を分析してる曲が多くて
宇多田ヒカル自身が歌詞で自分をヒーリングしてる部分があるのだと思うけど
歌にすることでヒーラーの役割りを担ってるのかな?
自分を否定して認めずに鍛錬していくっていう強さもあるのかもしれないけど
自分を救う言葉を求めることに罪悪感を感じる必要ってないと思うんすよ
それこそ歌だったり本だったり偉人の名言だったり映画だったり様々すけど
物事の捉え方でプラスにもマイナスにもなるんすよね
意外と自分の弱さだったり欠点を認められない人ってそういう感じなんだろうなとふと思った
自分もそうかもしれない
昨年くらいから俺もメンタルヘルスの勉強を少し独学でやったからより感じる
俺は鬱の人って弱い人だと思わないすね
正面から精神的に対処しきれないことに向き合った結果そうなってしまっただけで
それを上手くかわす捉え方やコツが重要なのかもしれない
置かれてる状況が人それぞれだから一概にこうって言えないけど

仮にこの世が仮想現実だとしても
投げやりになったりヤケクソになることは無いと思う
そこに意味を見出すから面白いと思うんすよね
物事や人生に

映像も綺麗に撮れていて良かったし
あのコンテンポラリー的なのは
紆余曲折を経て今の宇多田ヒカルなんだというのを表現してる気がしやした
その宇多田ヒカルがやるライブツアーに行きてぇ訳です!
サイエンス・フィクションツアー当たってくれー!w
ベストアルバムも楽しみ!未発表曲や再レコーディング曲も収録!4月10日リリース!

『何色でもない花』MV



『何色でもない花』Spotify



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