この庭園内、8箇所で異なる流派?のお茶会をしていて、招待券で三箇所好きな所に入れました
主人の仕事の関係で昨夜突然、明日お茶会に行くよって言われ、ちゃんとしたお茶会とか出た事ないし、着物も実家だし、浴衣しか1人で着れないし、どうしよう!って焦ってYouTubeでお茶会のマナーを軽く予習してから参加しました
主人の仕事の関係で昨夜突然、明日お茶会に行くよって言われ、ちゃんとしたお茶会とか出た事ないし、着物も実家だし、浴衣しか1人で着れないし、どうしよう!って焦ってYouTubeでお茶会のマナーを軽く予習してから参加しました
大茶会だし、旦那に招待券をくれるくらいだから、若干ラフな感じなのかなとも思いましたが、
やはり男性も女性も着物の方が多く、洋服でも正装の方が多めでした とりあえず旦那はスーツ、私はワンピースとジャケットで参加主人はいつも通りジーパンとかラフな格好で行こうと軽く考えていたようですが、それはまずいだろうと静止して本当に良かったです
最初に参加したのは、写真左上に見える「野点」屋外で裏千家流の席でした。これはラフな感じでセーフ御菓子も御茶も県内茶道部の高校生が持って来てくれました
御茶は、岡山辻利園の鵬雲斎大宗匠御好 宇鶴の白(薄茶)
御菓子は、岡山の茶菓子専門店御菓子みづゑ
とっても上品で美味しゅうございました隣に座られたお婆様はこの御菓子が本当にお好きで毎年楽しみに遠方から参加されているとの事でしたお店チェックしたから買いに行けるな
次に参加したのが、「廉池軒」での藪内流。
ここは、ガチでした入った瞬間、着物の方だらけで、旦那とやばいね、やばいねと焦っている内に茶席スタート懐紙も何も持ってませんが、腹をくくりました一応家にあった扇子とお洒落楊枝、白ハンカチは持参してました。
亭主と正客の方の会話が和やかに始まる中、高校時代に体験入部をした茶道部で教わった遠過ぎる記憶を必死に思い出し、周りの方々の振る舞いを真似つつ、懐紙は隣の優しいお婆様に頂けて、何とか乗り切りました
御茶は倉敷にある器楽堂の瀬戸の緑
御菓子は同じく倉敷の松涛園の葉桜
写真を撮る余裕はなしでしたが、鶴の形の可愛らしい見た目で餡は葉桜のプチプチが感じられ美味しゅうございました
正客が亭主に色々茶器の事とか尋ねて、煙管の事を尋ね、亭主の御礼で終わるのかな。所々に亭主のお持て成しが感じられ、なるほど深いなって楽しめました
旦那はもう帰りたいってなってましたが、折角だから、もう一席出て帰ろうと説得して参加した最後の茶席がこちら
「鶴鳴館 丹頂の間」での武者小路流。
前に洋服の若いカップルがいたから、これはいけるだろうと入ったら、これまたガチでした
しかも最後の茶席で参加者が少なく、亭主から旦那が次客の席で、私は三客でサポートすればよろしと有り得ない提案が焦る旦那
懐紙もない場違いの参加者なので、末席の方でと丁寧にお断りをし、経験豊富な方々にお願いしました
また御茶と御菓子を撮る余裕はありませんでしたが、我々と同じ手ぶらで参加してしまい、焦り気味のカップルに持参した楊枝を渡し、懐紙は係りの方に頂き、先程よりも余裕を持って参加できました
御菓子は岡山吉備団子で有名は康榮堂のわかしば。若草のようなグリーンが綺麗な御菓子で美味しゅうございました結構なお点前でした
丹頂の間とゆうだけあり、床の間の掛け軸には鶴が描かれていました。
お湯が湧き上がる頃に、丹頂の鳴き声が聞こえ、お持て成し上手な亭主と共に何とも風流な席が楽しめました
丹頂がいました
初めて参加した本格的なお茶会。緊張しまくりでしたが、茶道の奥深さ、楽しみ方が感じられて、とてもいい経験になりました亭主が、丹頂の間での茶席でおしどり夫婦は別れる事もあるけど、鶴は一生決まった相手と添い遂げるって話をされてました
もう茶席には懲りて出たくないと言ってる旦那ですが、来年も再来年も鶴のように寄り添って、着物でお茶会に出れるようになれたら素敵だなって思いました
新緑が綺麗な後楽園。久々にOL服
来週からは夜間特別開演で幻想的な庭園が楽しめるそうです行ってみようかな