2016年 保育士試験 実技試験に行ってきました!
言語、絵画、音楽の中から二つ選ぶ実技試験。
私は、大学で英語専攻だったため人前でのスピーチは得意。
ピアノ歴は小学校6年程度だが、吹奏楽を10年ほどやってたので音楽の基礎的な部分はオーケー。
美術は、デッサンや模写ではよく褒められるものの、無から自分で創造するのは下手!!
というわけで言語と音楽を選択しました。
当日会場に着くと既に机には資料のプリントが。そこですぐ、自分の試験時間が分かりました。
私はお昼には終わるスケジュールだったのでラッキー!
最初の待ち時間1時間ほどは言語の課題「おむすびころりん」のタイムマネジメントの練習をひたすらしました。3分きっかりにお話する練習ちゃんとせずに当日を迎えたもので…←(完全なめてる)
ほぼ満席の学食で心の中でお話しながら、タイマーで測り続け… おっと、そろそろ音楽の時間だ!
少しでもいいので声を発したく、外へ。
なんせ家をでてから4時間ほどひとりきりなので声を発していないのです。このまま弾き語りなんてできるかー!!!と。
会場内での音を出した練習は禁止。ですが風が強かったこともあり周りには聞こえない程度の鼻歌くらいの声で、でも口はおおーきくあけて、課題曲を何度か歌ったり、指の確認をしました。
そして、いざ待機場所へ!待機教室に入ると、割とすぐに廊下の方へ案内されました。
前の人たちの音が聞こえてきます。
人の音に合わせて、自分の伴奏を膝の上で弾き、最後の確認!
するとそんな中…もうほんとに失礼なんですが、3人くらい前の方… 全く曲になってない
リズムもテンポもむちゃくちゃで、5回くらい弾き直して…
それを聴いていたらめちゃくちゃ動揺してきました…笑
そして迎えた自分の番。8畳ほどの教室の壁際にアップライトピアノがあり、その横、2mほど離れたところに審査員が二人いました。
元気な笑顔で挨拶をしましたが審査員は愛想笑いの一つもなく、どうぞ、始めてください、と言うだけ。
緊張しながらかたつむり、おばけなんてないさの二曲を歌いました。
練習では最初の一小節声がきちんと出なくてそれだけが心配でしたが、思ったよりは声を出せたかも…?
かたつむりはのびのびと、おばけなんてないさは軽めにリズミカルに、意識して雰囲気を変えました。
テストはあっさり終了。
1時間ほど時間を潰して、今度は言語の試験へ。選択したおむすびころりんの素話を3分でやります。
試験教室は小さな視聴覚室のような、カーペットのお部屋でした。声の調節が難しそうだな…と思いながら待機。
ここでも前の人たちの声が聞こえてきます。やっぱり、上手な人がたくさん! 末っ子で、まだ子供がいない私にとって読み聞かせは未経験。まわりのおかあさん世代の人たちは本当に上手で、少し焦りました。笑
教室に入ると小さな脚立が二つ立ててあり、そこに子供の絵が貼ってありました。想像がしやすくてありがたかった!
脚立の奥には審査員が二人、受験者のところには椅子がひとつあり、立っても座っててもいいです。と言われたので、私は座りました。(子どもと目線が近い方が興味を引きやすそうだと思ったからです。
言語の審査員は二人いましたが、一人は終始にこやかに話を聞いてくれました。
音楽よりはずっとやりやすかった。笑
軽くジェスチャーを入れてやりましたが、はじめてジェスチャーを入れたタイミングで、審査員が頷いたのが見えました。肯定の意に感じました。
おじいさんの声は芝居を入れて。おむすびを転がすシーンではそこに穴があるかのように床を見てみたり、穴の中からねずみが歌うシーンはおじいさんを見上げるようにしたり。
「すると…」などという関節区のところでは子どもに期待させるように、ひとりひとりを見渡すように意識して。
途中で一文抜かしたことに気づき、後半をゆっくり目に話したところ、逆に時間が足りなくなって最後の一文の途中でタイマーが鳴りました。
言い切りたかったけど「終わりにしてください!」と元気よく審査員に言われたので諦めました。笑
総じて心配なのは、言語です。笑
自分としてはよくできた!と思っても落ちる人が後を絶たないらしい…
なにしろ保育士の実技試験は、採点基準が公表されていないからです。
自分ではそこそこ出来ていたつもりだけど…いい結果が出るよう、祈るのみです。笑
来年以降また受験される方の参考になればと思い…レポートでございました。
来月結果が出たらまたここで報告しようと思います!