桜の花もあっと言う間に散っていっていますね。
今日は当初サイクリングの予定を立てていたのですが、予定が変更になり、前からチェックしていた京都国立博物館で開催されている「桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち」という特別展覧会を見てきました。さらにこれを記念しての イベント、"記念座談会 「日本美術応援団、桃山時代の狩野派を応援する!!」"も拝聴してきました。そこに井浦新くんがゲストで来るというので想像以上の混雑ぶり。先着200名には入れましたがすごい人気なんですね(特に女性に)。
狩野派と言えば、永徳や探幽がぱっと頭に浮かんできますけど今回は永徳亡き後、ライバルの長谷川等伯が台頭してきた乱世の期間を扱ったものでした。
狩野宗秀、長信、内膳、光信、孝信、山楽、貞信、探幽、甚之氶に光を当て出品されていました。
なかなか見ごたえある展示でしたが思っていたほど混雑していなかったですね。
過去に二条城で見た、探幽の松に孔雀図なんか京博で見た方が大きくりっぱに見えましたよ。展示の手法なのでしょうかねえ・・・。洛中洛外図屏風なんかも面白く見させてもらえました。余裕があったら後期展示にも行きたいと思います。
そのあと、気になっていた伏見区の恵福寺(えいふくじ)さんへ行って、桜のライトアップを楽しんでみました。ちょうど一週間前に見た時に比べ幾分華やいだ感じはしましたよ。
到着した時はまだ陽は完全に落ちていませんでした。
遅咲きの枝垂れ桜です。下から覗いた様子です
少し風があるので被写体ぶれしちゃいますね。
小さな花弁が可愛らしいですね。
陽が落ちるまで住職さんやその奥さん、看板犬のきなこちゃんと交流して過ごします。
きなこちゃん、やっぱり可愛い!呼ぶとすぐに飛んできます。
・・・が写真はやっぱり苦手のようであまりレンズの方を向いてくれません。
そして陽が落ちました。ライトに照らされ美しい姿を見せてくれました。
ご好意でなんと(!)お堂に上がらせていただきました。
久しぶりに平安時代の木像阿弥陀如来立像さんと丈六の木像地蔵菩薩像さんともご対面。これは感激!
そして、はじめてここへ訪れた際に「桜が咲いた様子はどんなだろう・・・」と想像していた景色が、まさに目の前に現れました。
しばらく座ってこの景色を独占し・・・
またまたお堂から出てきて花見をしました。
さいごにもう一度、一般道からお寺の入り口を振り返り写真に収めておきました。
観光寺院ではなく、地元の方々に愛されているこじんまりとしたお寺。
ですが十分魅力的でした。
恵福寺
京都府京都市伏見区日野西大道町8-1
※ 観光寺院ではないため、普段はお堂に上がることはできないと思います。ただ、小窓のようなガラス越しからは阿弥陀さんやお地蔵さんに会うことができます。
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