今日、こんなニュースが。
ＷＢＣ体制検討会議が都内で開かれ、そこで巨人・原辰徳監督にＷＢＣでの日本代表監督就任を要請することに決めたそうだ。
ＷＢＣ監督に、ほぼ決定していた星野仙一氏が、北京五輪敗退以降続いているバッシングと家族の心労を理由に２２日に辞退を表明したことで、一気に混迷した日本代表監督の人選問題。当初は「現役監督は難しいのでは」としていた王特別顧問が翌２３日に「一番文句が出ないのは日本一監督だろうが…」と発言したことや、マリナーズのイチローが「現役監督を候補から外すことに疑問」という発言など、各メンバーの意向を踏まえて、「日本シリーズ優勝監督」でまとまる方向で動いていた。
確かに、知名度や今季・阪神との最大１３ゲーム差をひっくり返してペナントレース＆ＣＳで優勝を飾った原監督の手腕は素晴らしい。しかし まだ日本シリーズは終わっていない。まあ西武・渡邊監督は監督要請があってもどうやら聞くところによると腰が引けているようだが・・・。
しかし、この原監督就任に関しては、「政治的なニオイ」がプンプンするのはわたしだけだろうか（ちなみにＷＢＣ第１ラウンドＡ組（３月５日開幕＝東京ドーム）を読売新聞社が主催！）？？？？
実績や手腕で検討するならば今年調子のよかった阪神を率いていた、岡田元監督などはいかがか？ 阪神監督在任期間は素晴らしい成績で若手選手の育成に関しても非常に秀でていたと思う。これにはプロ野球ファンなら異論はないハズ。
そもそも、「ＷＢＣ体制検討会議」とは何なのだ？
公共的な公正性が必要ではないのだろうか？
この会議こそ、現役のセ・パ両監督や選手などをメンバーに入れて人選すべきではないのか？
【今日の会議の出席者】
加藤良三コミッショナー
王貞治コミッショナー特別顧問
楽天・野村克也監督
ヤクルト・高田繁監督
星野仙一氏
元広島の野村謙二郎氏
※意見には個人差があります。