「 子どもの生きる場所は,
家庭,学校,友だちの3つ。
そのどれかに自分のことを
受け止めてもらえるならば,
子どもは生きていける____ 」
明橋大二先生の「翼ひろげる子」の表紙に書いてあることばです。
- 翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受.../1万年堂出版
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
明橋先生は,精神科医で,
「子育てハッピーアドバイス」シリーズを書かれていることで,
よく知られていると思います。
- ¥980
- Amazon.co.jp
私も長男が小学校低学年の時に,
この「子育てハッピーアドバイス」を
「読みやすいな~」「わかりやすいな~」
と,気軽に読んでいました。
細かく子育てのアドバイスをするのではなくて,
「自己評価」「自己肯定感」というキーワードで,
子育ての大事なところが書かれてあって,
細かいこと,ちっちゃいことで悩んでも,
あ~,これでいいんだ~と,
納得していました。
長男が,起立性調節障害(OD)になり,
「翼ひろげる子」を,図書館で見つけました。
学校に行かず,友だちとの関係は限られた中で,
家庭以外の居場所があればいいのに・・・と,思っているときでした。
そんな時だったので,表紙のことばに引きつけられました。
受け止めてもらえる場が1つでもあればいいんだ!!
「家庭」1つでも,生きていけるんだ!!
明橋先生の本は
「子育てハッピーアドバイス」シリーズの本しか知らなかった私。
それから,いろんな本を読みました。
子どもにとって一番大切なのは,自己評価(=自己肯定感)
子どもは、
『何かができる・できないではなく、
あなたはかけがえのない存在なのよ』
という親からのメッセージを受け取ることで、
『自分は大切にされている』『自分は必要な存在だ』
という安心感をもつことができます。
子育てでは、この気持ち、すなわち自己肯定感を
子どもの心に育てていくことを、何より大切にしてほしい。
と書かれてあります。
いろんなことで悩んだとき,このことばに立ち返り,
今,大事なことは何かと考えさせられました。
自己評価,自己肯定感という視点で,
子どもの言動をみてみると,
心にすとんと納得できて,
自分に何ができるかということが見えてきました。
子どもの問題行動といわれることであっても,
子どもからのSOS,子どもの心の表現だと
思えることができました。
そんな中,昨年の4月末に,明橋先生が
鹿児島で講演をする!!という新聞記事を見つけました。
「思春期における子育てアドバイス」
~小中学校の子どもさん子育て中の保護者へのメッセージ~
というタイトルでした。
そして,行きましたよ~。
明橋先生は,本でのイラストどおり優しい雰囲気の先生でした。
優しく,わかりやすく,おもしろく話をされました。
講演の内容は,また詳しく別記事にしますね。
ここでは,私のおすすめの本を紹介したいと思います。
輝ける子―100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん/1万年堂出版
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
- 思春期にがんばってる子―お母さんもお父さんも、おまえのことが大好きだよ。たとえ学校へ行けなくて.../1万年堂出版
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
明橋先生は,母親のことも“否定”しません。
がんばっていると,認めてくれます。
そして,母親支援も大事だと,おっしゃっています。
そう主に書かれているのが,こちらです↓↓↓
この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ―これで、子どもの未来が輝く/1万年堂出版
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
- 10代からの子育てハッピーアドバイス/1万年堂出版
- ¥980
- Amazon.co.jp
- こちらは,↓↓↓は,今,読みたいと思っている本です。
見逃さないで! 子どもの心のSOS 思春期に がんばってる子/1万年堂出版
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
本を読み終わったとき,肩の力が抜けて,
あったかい気持ち,ほっとした気持ちがしてくる本です。
おすすめです