「 子どもの生きる場所は,


  家庭,学校,友だちの3つ。


  そのどれかに自分のことを


  受け止めてもらえるならば,


  子どもは生きていける____ 」



明橋大二先生の「翼ひろげる子」の表紙に書いてあることばです。

翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受.../1万年堂出版
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明橋先生は,精神科医で,

「子育てハッピーアドバイス」シリーズを書かれていることで,

よく知られていると思います。

子育てハッピーアドバイス/1万年堂出版

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私も長男が小学校低学年の時に,

この「子育てハッピーアドバイス」を

「読みやすいな~」「わかりやすいな~」

と,気軽に読んでいました。

細かく子育てのアドバイスをするのではなくて,

「自己評価」「自己肯定感」というキーワードで,

子育ての大事なところが書かれてあって,

細かいこと,ちっちゃいことで悩んでも,

あ~,これでいいんだ~と,

納得していました。

長男が,起立性調節障害(OD)になり,

「翼ひろげる子」を,図書館で見つけました。

学校に行かず,友だちとの関係は限られた中で,

家庭以外の居場所があればいいのに・・・と,思っているときでした。

そんな時だったので,表紙のことばに引きつけられました。

受け止めてもらえる場が1つでもあればいいんだ!!

「家庭」1つでも,生きていけるんだ!!

明橋先生の本は

「子育てハッピーアドバイス」シリーズの本しか知らなかった私。

それから,いろんな本を読みました。


子どもにとって一番大切なのは,自己評価(=自己肯定感)


子どもは、

『何かができる・できないではなく、

 あなたはかけがえのない存在なのよ』

という親からのメッセージを受け取ることで、

『自分は大切にされている』『自分は必要な存在だ』

という安心感をもつことができます。
子育てでは、この気持ち、すなわち自己肯定感を

子どもの心に育てていくことを、何より大切にしてほしい。

と書かれてあります。

いろんなことで悩んだとき,このことばに立ち返り,

今,大事なことは何かと考えさせられました。


自己評価,自己肯定感という視点で,

子どもの言動をみてみると,

心にすとんと納得できて,

自分に何ができるかということが見えてきました。

子どもの問題行動といわれることであっても,

子どもからのSOS,子どもの心の表現だと

思えることができました。

そんな中,昨年の4月末に,明橋先生が
鹿児島で講演をする!!という新聞記事を見つけました。

「思春期における子育てアドバイス」

~小中学校の子どもさん子育て中の保護者へのメッセージ~

というタイトルでした。

そして,行きましたよ~。

明橋先生は,本でのイラストどおり優しい雰囲気の先生でした。

優しく,わかりやすく,おもしろく話をされました。

講演の内容は,また詳しく別記事にしますね。

ここでは,私のおすすめの本を紹介したいと思います。

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思春期にがんばってる子―お母さんもお父さんも、おまえのことが大好きだよ。たとえ学校へ行けなくて.../1万年堂出版
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明橋先生は,母親のことも“否定”しません。

がんばっていると,認めてくれます。

そして,母親支援も大事だと,おっしゃっています。

そう主に書かれているのが,こちらです↓↓↓


この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ―これで、子どもの未来が輝く/1万年堂出版

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こちらは,↓↓↓は,今,読みたいと思っている本です。

見逃さないで! 子どもの心のSOS 思春期に がんばってる子/1万年堂出版

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本を読み終わったとき,肩の力が抜けて,

あったかい気持ち,ほっとした気持ちがしてくる本です。

おすすめですにひひ