【心配から無条件の信頼へのシフト】

最初の学童のお仕事を三年間
今の学童のお仕事が気づいたら四年間

あっという間の七年間でした

この七年間で精神状態がどんどん変化しました

時間に融通がある仕事なので
学びたいことも同時進行でできて
私にぴったりな幸せな仕事でした

何よりこどもたちの姿に癒され救われてきました
夢中で遊ぶ姿
学習する姿

怒ったり泣いたり拗ねたり笑ったり

それぞれの家庭環境に心を寄せ

私をありのままに見せるほどに
心を開いてくれた

「もうお腹減ったよぉ」
とか

「眠い~!」
とか

「あ…まちがっちゃった!(○_○)!!」
とか

ダメダメなとこを見せるほどに

こどもたちは一緒に笑ってくれて

ときには本当に心配してくれる


「あ、言いたいだけだから大丈夫だよ!ありがとう!」


優しいんだよなぁ
みんな


ちゃんとしてない私のまんま

時には
「えー!やりたくないよ~」
と遊びに誘われても
断ったり(笑)

気持ちに素直であること
すると

素直に表現されるこどもたちのあれこれが

いとおしく
受け入れられたりする

まぁ
集団生活上、アカンやん

注意したり

危険から遠ざけるためのアドバイスもしますが


私が楽に息ができて
リラックスしているほどに

こどもたちも安心して自分自身に集中して遊べる気がする

そして
ふと心開いた本音の一言を
ありのまま聴かせてくれたりする

「そっかぁ~」

「そうなんだね」

その一瞬のやりとりが
心に深く響く

本音は人の心を震わせるね

そんなやりとりが私を一番救ってくれました

その場にいさせてもらえて幸せでした

喧嘩のプロセスさえ
いとおしかった

こどもたちの本気
こどもたちのやるせなさ
弱いとこも
意気地がないとこも
迷いも
困りごとも

解決できなかったアレコレさえも

みんなみんな
あの子達の経験という宝物になる


春休み前の終業式の日

私が勤務じゃないときに
他の主任の先生が私が辞めると伝えてくれていた

金曜日に「あと2回きたら…先生は最後ですよ」
と皆に伝えたら

あとから
「どうして辞めることにしたの?」
じっと目を見て聞く

ほんとのことが聞きたいの!
と強い瞳が語っている

「12月くらいにね…ふと辞めようって思って」

「ここになんの不満もなかったんだけど」

「実は私も…よくわからないけど」

「大丈夫。
あなたと私はもう出会ってしまったから
離れていてもずっと繋がってるよ
私が幸せだとみんなも幸せ
だから責任もって楽しく生きてくね」

ふーん

たぶん、わけのわからん説明だったと思うけど

私が伝えたいのは
「あなたが大好きよ」
ということ

「あなたは素晴らしい子よ」
信じて。

「え!?
先生、結婚してるの?」

「うん。ほら、結婚指輪をしてるでしょ?」

「じゃあ、こどもは?」

「あなたが私のこどもよ!ここにいる子たち、みーんな私のこども!」

「えー!ちがうよ」

「ちがわないよ~!みんな私の血の繋がらないこどもだよ♪ご飯を食べさせなくてイイこども(笑)一緒に遊ぶこどもだよ
いいでしょ?」

うふふ
と照れたように嬉しそうに笑う

「先生、ほんとは何歳なの?」

「えー? だからほんとに100歳だって!魔女の修行中だからさ、魔女の中では100歳はまだまだ若いんだよ」

「もー!」と怒る子もいれば
一緒に笑う子もいる

そんなアホなことを本気で言ってる
アホな大人が一人くらいいてもバチはあたらんやろ(笑)


学童のお仕事で好きな作業は

ベランダの掃き掃除

竹ぼうきで丁寧に丁寧に掃き清めていく

家の掃除はようやらん私だけど

こどもたちの環境整備は好きだ

ありがとう
ありがとう
ありがとう
ありがとう

と心の中で言いながら


この場所でこどもたちを何年も何年も何年も何年も見守ってきた桜の木を撫でながら

無心に作業する時間が好きだ

こどもたちに会えるだけで幸せで

こどもたちのありのままの姿に
癒され救われてきた

あの子たちは皆
私自身だった

学童のお仕事をして
夢中で遊ぶ姿に
私も一緒にその世界にまぜてもらい

オセロも上手になり

一人あやとりも出来るようになり

ユニット折り紙も好きになった

あいかわらず将棋や囲碁やけん玉はできなかったし

走るのは苦手だから
鬼ごっこはよっぽどでないと一緒にはやらなかったけど…

将棋や囲碁やけん玉は
できる子の姿に素直に感嘆し

鬼ごっこは「がんばれー」と応援し

夢中になりすぎてあぶないところへ走り込むようなら

逃げる範囲を決めるようリーダー格の子に提案したり


幸せを
たくさんたくさんたくさん
いただきました


今日が、最後の学童勤務

里美ねぇやんの紙芝居と
割り箸切りをやらせてもらうことにしました

「プロ野球選手もオリンピック選手も
イメージトレーニングをしてるんだよ」

最後に彼らに
私からの魂の授業が届きますように


ワクワク大好きなことをして自分らしく生きる

大成幸な人生



楽しいを選び続けることは
すごく勇気がいるけど

誰かの価値観で
素晴らしいと言われる人生より


自分の気持ちにまっすぐに

自分を幸せに満たしてると
何故かまわりも喜び
ますます嬉しいと大好きが増えていく

それが当たり前の世界になるよ


今日はひとりひとりに
ハグをしよう

大好きだよ
あなたは本当に素晴らしい子だよ
って

伝えよう


私が貰ったもの
いっぱいある

だから…
心からのありがとうを込めて


今日の午後からの最後の一日を

思いっきり楽しんできまーす!!!


ありがとう
大好きだよ
愛してるよ


大好きな大好きな
私の血の繋がらないこどもたちへ

離れていても
ずっとずっと繋がっているよ

だけどやっぱり
寂しくて悲しいなぁ

わぁーん°・(ノД`)・°・

でも…自分で決めたことだから

悲しいけど
悲しいけど
悲しいけど


自分を見つめて
自分をとことん愛して

大好きな人たちと
大好きなことをして

夢中になって生きていく
そんな実験が開始されるんだ


そして私は
今まで出会った沢山のこどもたちと繋がっているから

だからもう
それだけで大丈夫だ


昨日、娘さんが障がいがありずっと病院にいらしてるお母さんと
メッセージやりとりしていて

「心配から無条件の信頼にエネルギーが変わったとたんビックリするくらいの現実の変容があった」


命の危険があるたびに
目の前の娘さんが選ぶことに無条件の信頼を寄せる

すると心配のエネルギーから
無条件の信頼エネルギーに変わったとたん

命の危機を乗り越えていかれた


そんなメッセージを
このタイミングで貰えたことが

本当に嬉しかった


会えなくなるのは悲しいけれど

そうだ
何を選んでも間違いなんていっこもないんだ

あの子達の命が選ぶことに無条件の信頼を寄せているだけでいいんだ


私ね
今までは、複雑な家庭環境の子たちに
必要以上に「同情」していて
そんなふうに反応する私が嫌で
無意識に、かわいそうって思う私を無意識に責めていたの

だけどさ
かわいそうって思う私と
かわいそうって思われてもとにかく全身でSOSを発している
愛してほしいと叫んでいる体に
愛してるよと伝えたい私がいたのなら
それは、やはり…必要があって
やらせてもらえたことだと
今なら思える

そしてね
今の私は
どんなふうであっても
生まれる前に決めてきたあの子達の命が必要とした環境のひとつに
私っていう人間ももしかしたら組み込まれていただけで

私も…あの子達を必要としたし
あの子達も私を必要としていた

そんな奇跡に感謝が溢れたよ


学童の仕事を一区切りするのは
次のステージが待っている
という予感から。

ただただ私も…
自分の直感への無条件の信頼を持つだけだね

そしてね
あの子達の幸せを確信しています

だってすでに幸せ

私は素晴らしい人としか出会えないし

私と出会ったということはもうそれだけで
あなたは素晴らしいんだ
そんな無条件の信頼

あはは

ずっとずっと大好きだよ!

にこにこ◎^▽^◎みかん♪でした