バンドFTISLANDのメンバーイ・ホンギが主演を務めたドラマ「百年の花嫁」が日本の地上波チャンネルで放送を始めた。

4日、「百年の花嫁」の制作会社アウラメディア側は「『百年の花嫁』が今月1日から日本の地上波チャンネルTBSを通じて放送された」とし「同ドラマは韓国で地上波ではなく総合編成チャンネルで放送されたドラマにも関わらず、日本の積極的な要請により衛星やケーブル番組ではなく、地上波放送を決定した」と説明した。

イ・ホンギと新人女優ヤン・ジンソンが主演を務めた「百年の花嫁」は、韓国での放送中に日本をはじめ、中国やベトナム、カンボジア、アメリカ、南米、ヨーロッパなど、20ヶ国に版権が売られたことがある。

日本での放送開始に伴い、イ・ホンギはチャン・イヒョン役のソンヒョクと共にTBSの放送関連イベントに参加するために日本に赴き、日本のファンと直接会うなど、ドラマに対する愛情を示した。

韓国で放送していた時期には、イ・ホンギが中国のモバイルトークアプリWeChatで「中国のファンミーティングでもっとも会いたい韓国の男性俳優1位」に選ばれるほか、中国のポータルサイトで「百年の花嫁」が「星から来たあなた」を押しのけて検索語ランキング1位になる勢いを見せた。

ドラマの冒頭から韓国的な情緒が強く伝わるストーリーと、家紋の呪いというユニークな題材を掲げるなど、韓国的題材を発掘すると同時に、アジア全体を網羅する情緒を掲げた「百年の花嫁」が、国境を越える反応を証明した。

アウラメディアのコ・デファ代表プロデューサーは、「アジア共通の価値を取り上げたドラマであるだけに、中国での爆発的な反応に続き、日本でも反応を得ていると思う」とし「日本で韓流に対する懸念が強まっている現状の中で、『百年の花嫁』が日本の地上波放送で放送されることは、非常に期待され、喜ばしいことだ」と述べた。

TV朝鮮で放送された「百年の花嫁」は、海外版権だけでなく、中国内でリメイク作品の共同制作を推進しているなど、アジア全域で突風を巻き起こしている話題作だ。