アブラムシは お尻から 甘露という 糖類を出す。
よく知られている。
成分は ブドウ糖 果糖 砂糖 など
かき氷のシロップに入っている糖類とかわらない。
どうして シロップを出すのか
蟻を呼んで アブアムシの天敵連中から守ってもらうため
とか言われているが
本当のところは 廃棄物処理 ゴミ出し である。
アブラムシは バラの茎にへばりついて
樹液を吸うが 樹液は糖類が豊富で
窒素分はそれほど入っていない。
アブラムシは 1匹いれば
1ヶ月後には 10万匹になると言われるほど
増殖が早いので タンパク合成も盛んである。
この タンパク質を作るのに 膨大な窒素がいるので
思いっきり吸いまくるのだが
糖は それほど要らない。
余剰成分となるので 廃棄物として
出している。
それが 蟻の餌になるので
蟻とアブラムシは ウィン・ウィンの関係になる。
ある生き物にとってのゴミは
他のものには 資源。
どこかでもよく聞く 言葉だ。
人も虫も同じようなことをしている。