3月頃に ついたアブラムをニームオイルで
くっつけてしまったところです。
普通 アブラムシは寒さに強く 暑さに弱いので
2月頃から 4月頃には 猛威をふるいますが
ハウスの場合 うちのように 高温管理している ハウスでは
5月頃には減っていきます。
それは アブラムシは 植物から 窒素や 糖を吸うのですが
それをアミノ酸に合成することができず
その部分は 体内の細胞で飼っている ブフネラ という菌が
代わりにやってあげています。
このブフネラという菌が 暑さに弱いので
昼間に 40度くらいの日が続くと
アブラムシは 菌の力を使えなくなるので
成長できません。
そして 夏眠に入っていきます。
でも 今年は 5月が 低温のときが多く
40度超えの日が続かなかったので
完全に夏眠に入らず まだ 残って
悪さをしています。
ちょっとしたことで
むしのバランスは 変わっていきます。
そこが バランス農業の難しいところです。