ハウスの中は 冬場は 密閉系になる。
特に 新しいときは 気密性が優れているので
換気が悪い。
農家なので 光合成管理のために CO2を測っている。
ハウスで 薪を燃やしたりすると
結構 大きな空間だけれど co2 は2000ppm を
越す事はある。
反対に 冬の寒い時 完全に締め切っている時
そして 晴れている時
co2濃度は150ppm くらいまで 下がる。
けれども 150ppm以下には ならない。
(今はもう そこらじゅう穴だらけなので 400ppmより下がらない)
つまり 植物(バラ)は co2 が 150ppm 以上ないと
光合成ができなくて 餓死 してしまうのかもしれない。
今 空気中 CO2は 400ppm
恐竜さんたちが 元気だった ジュラ紀 白亜紀
は 2000ppm 以上だったと 言われている。
植物の ソテツ や トクサ がとても
巨大化していたということだ。
今の 植物は お腹減らしているので
コンパクトになったのかもしれない。
うちのハウスでは 高く付くのでやらないが
いちご農家では 中で CO2を 出して
ハウス内を 1000~2000 ppm くらいにして
光合成 を促進して 甘くて大きい いちごを
作っているそうだ。
植物にとっては 昔の CO2 濃度が 懐かしいのかも
しれない。