バラ園のなかのナス。( むしの嫌いな人は見ないほうが良いかも) | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

バラ園なのに ナスを飼っている。

 

観察実験用です。

 

そうすると

アブラムシが着く。

 

でも、

それは、バラにつくアブラムシとは違うのです。

 

バラに着かない アブラムシがいっぱい着くと

それを食べに、テントウムシやヒラタアブ(幼虫の餌)

クサカゲロウ(幼虫の餌) などがやってきて

 

ついでに、バラのアブラムシも食べてくれます。

 

通路に 米ぬかを撒いておくと

 

カビを食うカビも出てくるのですが

 

アブラムシなどに着くカビも

出てきます。

 

雨が降ったり

 

夜の温度が冷えてきて

湿度が高くなってきたら

アブラムシが カビて 勝手に死んでいってくれます。

ここでは、オンシツコナジラミも カビていますね。

 

カビた アブラムシの 間を走る

カブリダニ(ミヤコカブリダニかチリカブリダニ、どちらかはわかりません。昔撒いたのが生き残っています。)

 

カブリダニは、ハダニなど小さな昆虫を食べてくれます。

 

こういう、効果があるので

バラの隙間に

ナスを植えたり、トマトを植えたりしています。

 

いろいろな生き物の力を借りて

全体でバランスさせています。

 

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