コスギアートファブリカ!新生にこあお、舞台に乗りました! | にこにこあおむし人形劇団のブログ

コスギアートファブリカ!新生にこあお、舞台に乗りました!

9月21日。コスギアートファブリカ。中原市民館にて。

あたらしいにこにこあおむし人形劇団が、舞台に乗りました!

 

見てください!この公演後の笑顔!

 

おとなもこどもも、みーんな、はちきれそうな笑顔です。

楽しかったの!本当に楽しかった。

思いを書くと、めっちゃ長いので、たぶん読むがめんどくさいだろうから、

写真をまずは。

 

本番の様子です。

ファーストシーン。うーたんの独り言のはずだったのが、小さな女優がぱたぱたと横に来ました。

これ、すごいんです。本当にすごいことが起きているんですよ。

大きなうーたんと小さなうーたんが、会話している。目と目があっていて。

ここを激写したカメラマン。凄腕です。

歌いながら歩きます。大きなうーたんと小さなうーたんが共演。これありえないんです。

だって、この本当は同一人物ですので。

でも、小さな女優は、そんなことをいとも簡単に超えてきます。

 

ちなみに、幕が上がる前は、お母さんのお膝で

「わたし、今日は出ないと思う」とぐだぐだしていたんです。

あ、出ないのね。と思って、わたしが出て行ったら、

後ろにいました。

 

でるんかーい笑

 

かわいすぎる。

おもしろすぎる。

予定がたたない、この感じ。

最高です。

 

結局、文字、書いてますね。おつきあいくださいね。止まらなくなってきた。

 

そして、うーたんとくまごろと、ミニうーたんと、実はカエルもでてくるおはなしがあり、

 

で、出てきたのが、石。

 

石?

 

かよちゃん、という役者が「石役」だったのだけど、仕事でキャンセルになり、

そこにいたよしこさんが「石やって」と命ぜられていました。

背が高いので、迫力ある石です。

しかも、この石、とんでもないところでうずくまったので、

それをみんなでちょうどよいところまで運ぶ、という時間も生まれました。

こんなことやったことないのに、なんだったんだろう。あの時の一体感。

このときの写真を見て、石さんは

「なんかこどもたちに囲まれて幸せ」

と、幸せを感じていたとか。すてきです。すてきすぎる。

 

そしてさらにでてきたのが。

宇宙人。

宇宙人。

ピコピコ星からやってきた、宇宙人。

 

なぜ?

 

「宇宙人をやりたい」

と、この女優が言ったからです。

 

最高ですね。

 

そしてドタバタ感は増していく一方ですよ。

 

でも無事に、みんなは海にたどりつき(なんで?)(深くは考えない)

楽しく遊びました。

 

いやー。何を伝えたいかって?

そんなこと、必要ですか?

 

じゃあ、この劇を見た方々の言葉をここに。

賛否両論、あるだろうけれど、とりあえずみなさんいい方々だったので

よい意見がたくさんでした。

 

「これも劇として「あり」だなと思った」

「こどもたちが自由っていうのが、こんなにもいいものだとは思わなかった」

「楽しむ姿というものを見た」

「いろいろなハプニングが次々と起きていくのが、まるで我が家を見ているようだった」

「劇として、成立してた。成立するんだね」(どういう意味だ笑)

「ミニウサギとウサギがほんとにおもしろい。こどもたちがゲラゲラ笑ってた」

「日頃ゲームばかりしている我が子が人形劇を見てゲラゲラ笑っていてびっくりした」

「本家にこにこあおむしもみたくなった」

 

などなど。うれしいですね・。

 

そして出演者からは、

「これで終わり?もっとやりたーい」

「ねえねえ。今度いつやるの?」

などと、みんなまたやりたい!との声が上がりました。

 

人形作りにたくさん貢献してくださった宇宙人うまこちゃんも、

巻き込まれた感があったにも関わらず、最後は

「またやりたーい!」

と言ってくれましたし、

 

台詞言わないよ、と言っていた石よしこさんも

「これ、もっとやろう」

とか言い出しています。

 

音の魔術師マユコさん。

「また呼んでね~!1週間まえじゃなくて、せめて10日前」

と再来を宣言。

 

小さな女優のママ

「この子を生んでよかった」

 

え!そこまでか!いやいや、よくぞ生んでくださった。

 

今回出られなかったかよちゃんにも、期待です。

 

これは、横浜市緑区にあるフラットガーデンで行った人形劇ワークショップ(というほどの

もったいぶったものではない、ほとんど遊びの会)から生まれた劇団です。

「とりあえずやってみよう」というものでした。

こんなに広がっていくとは、はじめのころも思いもよりませんでした。

でも、こどもたちはすごかった。

そして、自分で仕事を見つけ、確認し、実行する、ということができるようになり、

それを喜んで次々とやってくれるのでした。

だから、劇も自発的に進んでいく。

誰かの言葉を待つのではなく、

ちゃんとまわりを見て、聞いて、声を出せる。

わたしの頭にあったのはそれだけ。

あとは全部、こどもが教えてくれる、と信じていました。

その方が楽。(あ、言っちゃった)

ときどきネタをぽんとほおりこむ以外は、特に必要ない。

こどもは「場」があると、そこでいくらでも遊びだす。

おとなはそれをキャッチして、その「場」を安全で信用できる場所に

するだけでいい。

そんなことを、やってみました。

 

この企画。フラットガーデンには種を植えました。

川崎でもやる機会があったら、やりますので、

そのときは「はーい!」と何も考えずに手をあげてね。

考えちゃだめよ。おとなの悪い癖です。

こどもはやりたい子はやるし、

誘いたい子のことは自分で誘います。

遠くからうらやましそうに見ている子もいます。

全部、見ていればいいです。

 

日常をそのまま舞台へ。

人生は舞台そのものです。

 

あ、テーマあったね。

 

この劇を受け入れてくれる、懐大きい「コスギアートファブリカ」の主催者、きゃさりん実行委員長にも感謝です。

そして、来てくださった皆様、

本当にありがとうございました。

心から、感謝を・・・。