息子の存在を信じながら、日々仕事に精を出す。

精を出すと言っても、なかなか覚えられないしすぐ忘れるしで、何とかやっているという感じだけれど。



とにかく若い子ばかりなので眩しいったら。

私も◯年前は…と無駄な抵抗を密かに思ったり。笑



幸か不幸か、息子と同じ年齢の子はいない。

やっぱり考えてしまうから、いないのは良かったなと思う。




そんな中、きょうだいはどんどん息子の年齢に近づいていく。

追い越していく時、どんな気持ちだろうか。

あの子はずっとあの年齢のまま。

そして周りは成人式を終えてどんどん成長していくんだね。




何が怖いって、あの子のいた頃が遠くなること。

日が浅いからお辛いでしょうね…と言われてきたけれど、今1番怖いのは過去が遠くなる事だ。




このまま忘れ去られるんじゃないだろうか。

あの子は本当に存在したのか。

ぬくもりが消えていくような気がして悲しくなる。




さて、この気持ちはどうしたらいいだろう。

人間の脳は、過去や未来を考える事が多いそう。

それって無駄なんじゃない?

「今」をみないと。




そう思って出会った本がある。







どれだけ、今ここにいる自分が大切かが分かる。

だから怖いと嘆くより、あの子の「今」を想像する。



お空はいけば、過去への未練は無くなって、人生の振り返りをし、何を学ぶために生まれたのか思い出す。

あの子はなんて言ってるかな?

ゲームばかりしていたから守護霊様に怒られてないかな?



それでもその後は自由に好きな事をしているんだ。こちらの世界よりもずっと楽な世界。

私はまだ身体があってこの先も色んな体験をしていかなければならない。

だから嘆いてる時間はないんだよね。

分かってはいるけど…




あの子の記憶を遠くしない為にも、やっぱり強く信じて生きていこうと思う。

それでも泣くけど、これも修行ですね。




最近、言霊を言っていなかったな。



あの子は遠くならない。

大丈夫大丈夫。

そばにいるから。

ずっと一緒であの子も私も幸せだ。



今日も呟きながら、

おやすみなさい。