病気を患っている人の体の辛さ、心の辛さに共感しなくても、ただただその人を看病していれば、その看病をしている人は、お金持ちになれ、優しいと言われ、人生何不自由なく生活できる様になります。
それがこの世の法則です。
(私の妹はそういうタイプで、そのまま社会的に成功しています。)
そして、私は妹の様なタイプにとても、「理にかなっている」「ある種、無駄のない生き方」と思うと同時に、「もの凄い違和感」も感じるのです。
妹、本当に看病している人の、心の傷、トラウマ・ PTSD症状、なぜその人がそうなってしまったのか、それを全く分かっていないが故に、簡単に愛を与えられるのです。
私は妹から「社会的弱者の気持ち、理解しなくてもいいんだ。」という事を学びました。
そして、私は妹と全く逆の人間性を持っていました。
私は、その看病されている人が「なぜ、看護されなければいけない状態になっているのか」という事を感覚的に分かる人間力・体質を持っていました。
それ故に、とても憤りを感じるのです。
怒りが湧くのです。
「あんた〇〇だから、そんな状態になったんでしょ。ばっかじゃないの？性格悪いからそんなんなるんだよ！」
そして、性格が悪くなってしまった理由もわかります。子供の頃、十中八九、ひどい体験したんでしょう。ひどい家庭環境、世間かもしれない。とにかく酷い目に遭い続けた為に性格が歪んでしまっている。
そういう幼い頃のトラウマ体験を生み出す原因も分かります。
過去世に起因しています。
遺伝性(家系、含む、延々連なる悪い鎖)の何らかがその人を支配してるのです。
その人1人が死ぬ気で努力しようと、水の泡に消えてしまうくらい、抗えない悪い流れに流されて、その人は今、そこで看病されているのです。
憤り、気の毒、ありとあらゆる反発心、あまりに苦しい人生を垣間見て、何も言えなくなってしまう。寂しいと言われ、ゾッとする。恐怖心。沢山の感情・感覚を同時に体験し、何とも言えない気持ちになるのです。
沢山の苦労、辛い、大変な目に遭ってきた人に一体何を発すれば良いというのでしょう。私が言えることなど何もないのです。
それが私の子供時代であり、今現在も続いている人に対するありとあらゆる共感です。
その人含む、ありとあらゆる状態・流れ、全体像が感覚的にも分かり、影響を受けやすい私は、理解しているが故に、どうしても妹の様に愛を与える事が出来ず、そして、共感・理解度の点において、はるかに妹よりも勝っていたのです。
私は幼い頃、傷ついたが故にお手伝い少なめ、悪い事沢山やった為に、どちらかというと、不遇の人生を生きる羽目になりました。
貧乏・不美人・太め・人間関係にとにかく苦労し、コミュニケーション不全・精神疾患・虐待多め育ち・DV・性的虐待なんでもござれでした。
そして、自殺スレスレ人生を何十年にも渡り、延々低空飛行で生きてきた結果、普通の人よりも、冷静沈着・ひどく真面目・忍耐力強め・嫌いな仕事でも淡々とこなす・友達いない人生を生きていて、「ある種における、人を見る目」が育まれました。(皆、何かを継続して取り行っている人はその人なりの人を見る目を持ってますよね。)
何事も無駄ではないという事なんです。
私のまわりにいる、奉仕精神旺盛と自負している人は、私に対して本当によく「楽している」「自分のことばっかり」と言うのですが、実際的に彼らは本当に子供の頃からよく奉仕をしていたが為に、社会的に成功を収めているが故に、言いたい放題、攻撃したい放題なのですが、正論を突きつけてくる彼らは、私の立場から見た時に、「あまりに社会的に弱者である人生経験が少なすぎるが故に、最初に書かせていただいた、『患者のお世話はよくするけれど、患者さんの身になって、実感を伴う、マザーテレサさんのおっしゃる、痛み分けがまるで出来ていない、看護人』でしかないのです。
そういう人、正論を突きつけ、論破する。そして、生き下手な人間、誰もそれに反論すること出来ないのです。社会的ヒエラルキーにおける成功を収めたというものさしでしか、世の中を見る目を育んできていない人間に、何を言っても、無駄に終わるのです。
面倒臭いのです。
これ、全然アウト。(ここから、ちょっとしたチャネリングタイム)
他者貢献の本質。
＝その人の身になって、その人の辛さを本当の意味において理解しきること
なんです。
前述した、無理解極まりない、看護人、ただただ、お金持ちになりたいが為に、それ行なっていただけの人達なんです。
そういう人、とっても多い。
そういう人に私達、寿命のない高次元の存在、何を提供するかというと、ほどほどに酷い体験をもたらします。
俗にいう、「悪いカルマの摘み取り」です。
本当、「なぜ、人様のためになる事をあなた方に行なってください」と私達において、あなた方に望むのか。
ちゃーんと、考えてそれをやり行なってみて下さい。
(無理解でも全く共感していない状態においても、病人の看護自体、とても良い事。分からなくても、続けてほしい習慣です。)
(一定周期において、他者貢献出来ずに終わる期間をもたらし、強制的に弱い立場の人の身になってもらうという事、してもらう。とお伝えしておきます。)
終わり
(本当の意味における、優しい性格宿してくれれば、誰の事も酷い目に遭わせません。
そういうふうに出来ている。)