コンにちは。

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この花の香りが漂うと思い出す、ひとつのお話があります。




「花のにおう町」

安房直子

岩崎書店



昨年この季節にブログの方でご紹介しようと思っているうちに、花の時期が終わってしまいました。


今年は間に合った!ニコニコ


短いけれども懐かしく心をくすぐる花の香り。





この本には6つの短編が収められています。






大切なものをなくしてしまった人の心にはよけい染み入ることでしょう。


必要な方に届きますように。


味戸ケイコさんの表紙も挿し絵も素敵です。


今回あらためて読み返してみてどれもよかったですが、「ふしぎな文房具屋」の世界にぐっと引き込まれました。


昔の講談社文庫『夢の果て』にも「花のにおう町」が収録されています。これも味戸ケイコさんの挿し絵。






講談社文庫シリーズはコレクションして今や宝物です





安房直子さんのお話はどれも絶品です⭐︎

子どもの頃から大好きです。


幻想的で色とりどりでほっこりしてるけど、どこかこわいような。人生や異世界との深淵を覗きこまされるような。



残念ながら昔の本は絶版のものが多いです。


でも名作だしロングセラーで絵本もたくさんありますし、安房さん亡き後、新たに編集しなおされ出版されたものも多くあるので、ぜひ読んでみてください。


安房さんの世界はテーマ「ファンタジー」ての中でいろいろご紹介しています。


秋の夜は読書にぴったりですね星空星


あなたも素敵な本との出会いと豊かな読書の時間を本音譜


それではよい週末をお過ごしくださいね〜ラブラブ