私に、「きつねの窓」を書かせたのは、いちめんの、青い花畑でした。

どこかの高原の、吹く風までもが青く染まっている場所━━そこにひろがっている、青い空と、青い花畑━━。

そんな風景が、ひょっと目にうかんだとき、私は、有頂天になりました。

…そのうちに、私の心の中に、小さな白いきつねと、鉄砲を持った青年が生まれました。小さな庭と、縁側と障子のある、なつかしい古い家も目にうかんできました。

そうして、筆を執りはじめましたら、この作品は、気持ちのいいほど、さらさらと書けたのでした。

 

(安房直子エッセイ 「なくしてしまった魔法の時間」安房直子コレクション1収録

 

 

 

コンにちは。

ご訪問ありがとうございますキラリン

 

冒頭文は大好きなファンタジー作家、安房直子さんが短編作品「きつねの窓」を書いたときのことを回想された言葉です。

 

安房さんは作品以外でご自分のことを語ることはあまりなかったので、貴重なエッセイからの抜粋です。

 

安房さんの作品については以前に書きました。

テーマ「ファンタジー」の中にあります。

 

その最初の記事です。

 

◆きつねの窓☆安房直子の世界①

 

 

 

 

 

安房直子さんについて

日本女子大学附属高校を経て、1965年、日本女子大学国文科を卒業。山室静の指導を受けつつ児童文学を創作、同人誌『海賊』を創刊。1971年、『さんしょっ子』で日本児童文学者協会新人賞受賞。1973年、『風と木の歌』で小学館文学賞、1982年、『遠い野いばらの村』で野間児童文芸賞、1985年、『風のローラースケート』で新美南吉児童文学賞、1991年、『花豆の煮えるまで』でひろすけ童話賞受賞。

長く西東京市に暮らし執筆活動を続けていたが、1993年、肺炎により逝去。享年50。

幻想的作風だが、あくまで日本的な民話風の趣をもった作品が多く、晩年の作品では、死後の世界を意識したものが多いとする評もある。没後も評価は高く、『安房直子コレクション』全7巻が刊行された。

『きつねの窓』は1992年より教育出版の国語教科書(小学6年生)に収録されていた。

(ウィキペディアより)

 

 

さて今日は私のことをお話させていただこうと思います。

 

「きつね」を自身のイメージキャラクターにしておりますゆえ(笑)、きつね繋がりきつね

 

 

 なにゆえ「きつね」なのか。。。

 

それにはきっかけがありまして。

他愛もないきっかけです。

 

そのことについて書きま~すビックリマーク


それでは。

はじまりはじまり~きつね

 

 

はーとはーと本はーとはーと本はーとはーと本はーとはーと本はーとはーと

 

〈 もくじ 〉

 

はじめに

 

第1章 幼少期

第2章 きっかけ

第3章 衝撃のシンクロ

 

あとがき

 

はーとはーと本はーとはーと本はーとはーと本はーとはーと本はーとはーと

 

はじめに

 

人生において、私に大事なことやときめきや気づきを与えてくれたのは主に本でした。

 

児童文学や絵本・自己啓発・写真集… その時々で心に響いた多くの本が文字通り私の心を育て、血となり肉となり現在の私を形成しています。

 

この素敵な本達のことを書き残していろんな人にお伝えしたいという気持ちが長らくありました。

 

もちろん、実体験・メディア・人との出会いも大事ではありましたが、私がもし伝えられるとしたら大好きな本のことであろうと。上手く出来るかどうかは別として…。

 

それをブログで実現したら、現実の自分では知り合うことすらない人に本の良さを届けられるかもしれないと。

 

本は著者の方の叡智の宝庫ですからキラキラ

 

実際、我が家の本棚の本が増えてしまったので、その整理もかねてネット上に自分のお気に入りの本棚を作ったら、楽しいだろうな音譜と単純に考えたのです。

 

つまりこのブログは。

 

「自分と読んでくださった方が楽しめる、架空の理想の本棚」のつもりで作っているのです照れ

 

私はベストセラーやいろんなジャンルの本を読むタイプではなく、あくまでも「折々に自分の心に響いた本」をご紹介しています。

 

そんな私の本棚へご訪問くださる読者の皆様には感謝、感謝ですラブラブ

 

お気に召したらいつでも何度でもこの本棚へ遊びにいらしてくださいね♪

 

そして本屋さんや図書館やネットを駆使して実際にその本を手にとってみてください。

 

気になる本にはきっとあなたに必要な言葉が書かれています。

 

第1章 幼少期

 

本好きにはありがちですが、私も小さい頃から本が好きでした。


母から聞いた話では、3、4歳の頃に、トイレに行こうとする母の後を絵本を持って「読んで読んで♪」と追いかけていたそうです。

 

わー、ちょっと迷惑…あせる

まったく覚えてないけど(笑)

 

笑うと目じりが上がるので、小学生の時に「きつね」を意識した覚えがありますきつね 

トレードマークを「きつね」にしてみたり。

 

落書きをすれば、きつねの絵を描きました。

連絡帳の空いたスペースや、習い事の合間にノートに遊びで描く絵にはなぜかきつねが登場してました。

 

のんびりやでおとなしい、空想好きな女の子でした。


自慢できることがあるとすれば…、究極の晴れ女ということですね。

 

人生における大事な行事の中で、今日まで、雨が降ったことは一度しかありません。小学3年生の時の運動会だけです。

 

旅行に行っても行く先々で晴れます。

きつねが好きなせいかしら♪

 

雨ふりの日もキライではないんですけど。

うふふ。

 

 

第2章 きっかけ

 

さて、そんな私もすっかり大人のきつねに成長しましたが、本好きはそのままでした。いや、むしろ加速してるかも爆笑


ある日、本屋さんで一冊の本に出会います。

 

桜井識子さんの「ひっそりとスピリチュアルしています」という本です。

 

神社仏閣をめぐり、いろいろと不思議な話を紹介されている識子さんの本がおもしろくて、著書を全部読み、それだけではあきたらずアメブロしている桜井さんのブログを読むために、ブログをはじめました。

 

そう、最初は識子さんのブログ訪問目的だったんですよ~ sei

本紹介を書きはじめたのはのちのちのことです。

 

 

第3章 衝撃のシンクロ

 

ブログを書き始める前。

 

ブログで本紹介をしよう、と決めてはいたものの、ブログ名と自分のネームをどうしようかとずっと考えていました。

 

それが決まらないのでブログをはじめられず、紹介したい本はたまっていくばかりで気分が悪くなるほどでした。

 

たとえるなら、消化不良を起こして吐きそうな感じ汗

 

今思えば、なんでも気ラクに書きはじめればよかったのに〜と思うけどキョロキョロ

 

ネームやタイトルをノートに書き散らして悶々としておりました。

 

候補の中には人間らしい名前もあり、一方で「きつね」というのもありました。

 

人間か、きつねか。。。

 

そんなある日。

 

うちの子ぎつねが、テレビでドラマを見ていました。

 

私は興味が湧かないドラマだったので見ておらず、家事しながら、その時もブログをどうしようかと、ぼーーーーっと考えていました。

 

その時です。

 

「きつねーー!!!」

 

と、テレビが大声で叫びました!

 

いや、正確にはテレビドラマの主人公が。

いや、主人公の恋人だったかも。

 

 その衝撃たるやビックリマーク

 

 

 画像お借りしました。

 

あ、失礼。

このおじさん、知ってます?

 

この人は喪黒福造。

 

藤子不二雄Ⓐさんの漫画『笑ゥせぇるすまん』に登場する彼は、悩みや欲望を持つ人に近づいて約束をとりかわすのですが、その約束を破った人は代償を負い、人生奈落の底へ。

 

そのときの喪黒福造のキメ台詞が「ドーン!!」

 

その一撃にあてられたかのような衝撃でした(笑)

 

もちろん不幸なインパクトは全然なかったんですけど。

 

とにかくものすんごいΣ衝撃衝撃だったんです。

 

…で。

 

…で。

 

ブログのネームはその瞬間に決まりました。

 

きつねでいこうビックリマーク

 

安易~ ハート

単純~ ハートエヘヘ

 

以上が、このブログのトレードマークをきつねにした理由です♪

 

衝撃を受けての決定でした(笑)

ちゃんちゃん♪

 

 

あとがき

 

ここまで読んでくださりありがとうございますピンク薔薇

 

 

さて、これは子ぎつねが幼い頃に作ってくれた粘土細工

↓ ↓ ↓
 

 

「ママ、きつね好きでしょ?あげる♡」って。

 

おおー。

 

この他愛ないプレゼントの写真は以前ブログのプロフィール写真として使っていました。私のブログを最初の頃からみてくださっている方は知ってくださっているかもですね。

 

母親のブログのプロフィール写真に使われるとは子ぎつね予想もしてなかったことでしょう。

 

もちろん私自身も、このプレゼントをもらった時は、自分がブログを書くなんて考えてもいませんでしたよまっくろくろすけ

 

お前は未来を予知できるのか、子ぎつねよ。(できません 笑)

 

人生おもしろいですね♪

 

ちなみに現在のプロフィール写真はこちら↓↓

 

 

 
これも子ぎつねが書いてくれました。
本好きだから本持ってる(笑)
 

ではでは本日の不思議話、これにておしまい。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございましたカラフルなお花♪カラフルなお花♪

 

これからも、どうぞよろしくお願いします。

 

それでは皆様もよき本との出会いと、豊かな読書の時間を~ 本花キラキラ