健康な人の一日は、どんな日も皆、素晴らしい奇跡の一日です。
（熊井明子 「小さな幸福の宝石箱」）
コンにちは。
銀ぎつねのブログへようこそ～
心に残った本をご紹介しています
久々に大型書店をパトロールしていたら、こんな本に出会いました。大量に平積みされていましたよ。
メンタリストのDaigoさんオススメとはね～
ちょっと興味をひかれました。
この本、帯をとるとこうなります。
裏表紙
朝起きれない。集中力が続かない。怒りや不安がコントロールできなくて人生が上手くいかない。常に体調不良。毎日空虚な気持ち。。。
日々の不調や不満にには様々なレベルがあり、症状や問題の深刻さには個人差があると著者はいいます。
通常、これらの問題は「自己啓発本」「ビジネス書」「心理学書」「家庭の医学書」など別々に取り扱われますが、この本では総合的なアプローチが取られています。
著者は、新進気鋭のサイエンスライター。（著者紹介より）
大学卒業後、出版社勤務を経て独立。１０万本の科学論文を読破し、海外の学者や専門医へのインタビューは６００人を超え、現在はヘルスケアをテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がけるお方。講演なども行っているのだそうです。
その線の正体を暴くカギが「文明病」という考え方なのです。
詳しいことは、科学的根拠のもと、実践的に解説していきます。
目次
私が釘付けになったのは５章の睡眠の解説のところ。
「睡眠負債」という言葉を知っていますか？
これは睡眠の量を借金にたとえた表現で、毎日の寝不足が少しずつ溜まっていくと、やがて債務超過に達して様々な疾患を引き起こすのだそう。
50年前にスタンフォード大学のウィリアム・デマント氏が提唱したアイデアです。その後も多くの臨床試験で影響の大きさがわかってきたものなんです。
睡眠負債が怖いのは、気づかぬうちにじわじわと債務が増えていくところ。
一日30分ずつの寝不足が続いたら、借入額が少ないので気も楽ですが、だんだんと返済不可能で家計は破綻。心疾患や鬱病などの症状が出て手遅れに…。
忙しい現代人は睡眠負債、結構溜まってるんじゃないかなあ。
このような現象が起きるのは、睡眠に日中のストレスを回復させる働きがあるからです。私たちが眠りにつくと、脳は45分～60分以内に完全休憩の状態に入り、骨と筋肉の成長や免疫システムの強化などの作業を行います。さらに1～2時間が過ぎるとレム睡眠に切り替わり、今度は大脳が活動をスタート。日中の嫌な体験や記憶が呼び起こされ、すべての情報を処理していきます。一晩寝れば前日の嫌なことを忘れやすいのは、睡眠が記憶を整理整頓してくれるからです。
こーんな複雑なことを眠っている間に勝手にやってくれるなんて、私たちのからだってほんとすごい
しかし、長期にわたって睡眠負債が続くとどうなるか…。
処理されずに残った疲労やストレスは少しずつ体を破壊し、最終的には手のつけられない炎症に変わるのです。
ああ、こわい 
いったんは本を買わずに帰ったのですけど、すっかりこの本に興味をもったので落ち着かない（笑）
図書館で予約状況をみてみました。
結果21人待ち。
ちなみに別の図書館、
29人待ち
うう、待ってらんな～い！！
てことで、アマゾンでポチリ（笑）
この大事なことが書かれた本の存在を、少しでもはやく皆さんにお知らせしなきゃ！！
まるでおせっかいおばさんのようですが（笑）、そんな風に思って今、このブログを書いています。
「ストレスは人を殺します。」の一文にはっとさせられます。
第7章では「死」をテーマにマインドフルネスの視点も。
食事を瞑想の場に使うのも有効です。テレビやスマホを見ながらの食事を止め、口の中に入れた食品や液体を味わう作業だけに集中すれば、それは瞑想と同じ行為になります。
ですって。
“ながらテレビ”と“ながらスマホ”、耳が痛い。
食事を心から味わうことが瞑想と同じ効果があるかもしれないなんて、驚き
他にも自分らしさを取り戻し、よりよく生きるためのヒントが満載。
科学的なことが根拠になっているから、男性にも読みやすいし、受け入れやすいんじゃないかな。
忙しい現代に生きる皆様、ぜひご一読を。
あなた自身も、あなたの大事な人を守るためにも
それではご訪問、大変ありがとうございました～
今日もよい一日になりますように
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