人の一生は一瞬の夢にも似た儚く短いものです。だからこそ、人は現世に執着するのかもしれません。愛する人の死を悼み、自分の死を怖れる。その気持ちはよくわかります。しかし、摂理、霊魂の永遠に思いを重ねつつ、今に没頭すれば、肉体の死を恐れることなく勇気を持って生きることができるのではないかと私は思います。

 

…人はみな理性と直感のバランスをとり、自分が生かされていることを謙虚に自覚し、良心に耳を傾け、足るを知り、心身を労り、利他行をし、今を一生懸命に生きられたらと私は思っています。そして、「死」を冷静に見つめ穏やかな気持ちでそれを迎え、「生」を全うしたいものです。

 

寿命がくれば肉体は朽ちる、という意味で「人は死ぬ」が、霊魂は生き続ける、という意味で「人は死なない」。私はそのように考えています。

 

(「人は死なない━ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思案」 矢作直樹 ・医師、医学者、東大教授)

 

 

 

 

 

 

 

コンにちは。

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今日は以前に読んだ本のシンクロについて書きまーす♪本 

 

 先日、アンデスの民俗音楽、ワイラジャパンさんのブログをご紹介していた時のこと。

 

アンデスの民族音楽フォルクローレはケーナという縦笛を使います。

 

 

ソース画像を表示

※画像お借りしました

 

 

私は笛の音色が大好きで、その時は南米関連の記事を書いたノリでフォルクローレ音楽を毎日聴いていました。

 

読者さんが、ちょうどオカリナを始めたというブログを拝見したり♪

ケーナの音色について「いいですよね~♡」と話をしたり♪

 

そんな風にどっぷりケーナのことに浸っていた時

朝起きて一番に開いた本に、ケーナのことが出てきました

 

南米やフォルクローレとは全然関係ない本。

東日本大震災の被災者の方々のことを書いた本。

 

 

 

 

ブログでも紹介しました。

↓記事はコチラ。

 

魂でもいいからそばにいて☆3・11亡き家族との再会をまとめた大宅賞作家の本

 

 

 

そこには震災でお母さんを亡くした陽子さんという女性の話が書かれていました。

(以下、抜粋です)

 

 

母を亡くしてから、陽子さんは生きる気力も失うほど落ち込んでいた。…その陽子さんが

、南米発祥のケーナと出会って「ギリギリのところで助けられた」という。楽器といえばハーモニカぐらいしか吹けないのに、ケーナの音色に心が洗われるような気がして一心に練習をつづけた。ケーナにのめり込んでいき、少しづつ本来の自分を取り戻していく。やがて、コンサートに出演しないかと誘われるまでになるが、ケーナが吹けるようになった頃から、陽子さんはもうひとつの不思議な体験をする。

 

 

※長くなるので後半に続きます。