いのちが一番大切だと思っていたころ
生きるのが苦しかった
いのちより大切なものがあると知った日
生きているのが嬉しかった
(星野富弘「いのち」)
コンにちは。
銀狐のブログへようこそ~
心に残った本をご紹介しています
今朝は大阪方面で地震がありましたね。
皆様大丈夫でしたでしょうか。
被害にあわれた方もいらっしゃって…。
うちは大阪から離れていますが、かなり揺れを感じました。
これ以上ことが広がらず、終息するよう願っています。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
さて、先日ネットを見ていたら、こんな本の紹介に出会いました。
これは3・11、あの日の後日談です。
大震災で大切な家族を失った人たちにとってはあの日はずっと続いている。
大宅賞作家が繰り返し聞き取りをして書いたというノンフィクション。
![]() |
魂でもいいから、そばにいて ─3・11後の霊体験を聞く─
1,512円
Amazon |
霊体験というとちょっと誤解を受けそうですが。
3・11で家族を亡くした人達の話を聞きとって本にまとめたのは、作家の奥野修司さん。
奥野さんは1948年、大阪府生まれ。2005年に出版した『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で、大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。『ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年』『心にナイフをしのばせて』などの著書もあり、昨年度まで大宅賞の選考委員(雑誌部門)も務めたベテラン作家です。
(読売オンラインより)
奥野さんが「霊体験」という、ノンフィクションにはなじまないテーマを選んだのは、宮城県の医師・岡部
当初は気乗りがしなかったといいます。でも岡部さんに背中を押され、奥野さんは「霊体験」の取材をする決意を固め、被災して家族を失った様々な人々の話を聞きとるうち心を揺り動かされたのだそうです。
奥野さんは3年半以上も、そのひとつひとつを何度も何度も聞き続け、検証し、選び出し、記録しました。
「誰にも書けなかった。でも、誰かが書かねばならなかった」
と奥野さんは言います。
ノンフィクションの作家が、そこまでして伝えたかった亡き家族との絆・物語とは…
それはすべて真実のとても不思議な物語。
(目次より)
旅立ちの準備
春の旅
1『待っている』『どこにも行かないよ』
2 青い玉になった父母からの言葉
3 兄から届いたメール≪ありがとう≫
4『ママ、笑って』――おもちゃを動かす三歳児
5 神社が好きだったわが子の跫音(あしおと)
夏の旅
6 霊になっても『抱いてほしかった』
7 枕元に立った夫からの言葉
8 携帯電話に出た伯父の霊
9 『ほんとうはなあ、怖かったんだぁ』
10 三歳の孫が伝える『イチゴが食べたい』
秋の旅
11 『ずっと逢いたかった』――ハグする夫
12 『ただいま』――津波で逝った夫から
13 深夜にノックした父と死の「お知らせ」
14 ≪一番列車が参ります≫と響くアナウンス
15 あらわれた母と霊になった愛猫
16 避難所に浮かび上がった「母の顔」
旅のあとで
私は怖い話は全然ダメで受けつけないのですが、それとは次元が違うのですね。
愛する家族にとっては、相手がたとえ魂の存在になっていても、生前の愛しい家族に変わりなく会いたいのですね。
探したら近所の図書館にあったので、予約をしてみました
詳しく知りたい方は、「読売オンライン深読みチャンネル」2017年8月10日の『大宅賞作家が記録した3・11後の「霊体験」』という記事をネットで探して読んでみてくださいね。
最近はスピリチュアル系の本をたくさん読んでいます。
というか、おもしろそうと思ってどんどん手元に集めていたらそんな本がまとまっていました
(*^.^*)
スピ系の本はずいぶん前からかなり読んできたので今に始まったことではないのですが、スピ以外の本でも、皆様のブログも含め、読んでいると書かれている内容やポイントになる事柄が、現実世界の私に起こることにつながっていて、おもしろいなあ~と思いながら読んでいます。
今日もこの記事を書き終わり公開しようと思っていたら、ご訪問したブログの中に「311」関連の記事がどーんとあって驚きました。不思議だなあ。。。
ファッションや実用書も紹介したいものが多くあり、次はどれにしようかいつも迷います~
その時、ビビビッときたものから載せるようにします。
それでは、また次回。
今日もご訪問くださり最後まで読んでくださって、ありがとうございました