コミュニケーションから、裁判官と弁護士をなくしなさい。
おかのさんはエッセイスト、出版プロデューサー、漫画家などの肩書をお持ちの方です。
この本にはおかのさんの心をを射止めた作者不詳の詩が4つ載っています。
心がぎゅう~っとつかまれるような真理に迫る詩なんですよ。
世界中で愛されているのに誰も作者を知らない、そんな不思議な詩の数々。
ある詩はクリスマスカードがきっかけ。
ある詩はインターネットのチェーンメールで一夜のうちに世界中に。
ある詩は作者不詳のまま楽曲化。
そしてある詩は出版化されベストセラーになりました。
けれど、誰も作者を知らないのです。
誰も自分が作者だと名乗りでないからです。
作者不詳のメッセージ性が強いこれら4つの詩。
編訳者のおかのさんはこう言っています。
作者不詳の詩といえども、間違いなく作者たちは存在します。
私は、そんな彼らに閃きを与え、詩を書かせた「ある存在」に、想いを馳せてしまうのです。
作者の正体。
実は、
「神さま」ではないか…、と。
どうやら、作者たちには、「お金持ちになりたい」「有名になりたい」というような気持が希薄なようです。
「この感動を誰かに伝えたい」
その想いだけが優先する、ピュアな心の持ち主ばかりのようです。
純粋に相手の幸せを願って一心に感動を届けようとする心。
それは確かにこの世でもっとも尊く、神様に近いものかもしれませんね
「神様の配慮」
力や偉大なことや富を欲する者に、神様が与えたのは…
得意にならぬようにと、失敗を。
より良きことができるようにと、病弱を。
賢明であるようにと、貧困を。
神様の想いと私たちの願いは真逆のことが多いようです。
でも本当は子を想う親の心のように大きく見守ってくれているのかもしれません。
「時間銀行」
私たちが持っている一日は、時間にして86400秒です。
一日終わればリセット。
あなたはどう使いますか?
「怒ること」や「悲しむこと」に使うのか
「楽しむこと」や「喜ぶこと」に使うのか…
「手紙」
あなたも私も誰もが進む、老いという道。
体や心のいろんな機能が衰えても、覚えていてほしい、思い出してほしい、その人が持っていた本当の気持ち。
涙なしには読めません。
子供が生まれてきてくれたことで親となり知った喜び。
その大切な子供にさらさなければならない、老いの辛さ。
介護にたずさわる人には特に読んでもらいたい詩。
原詩はポルトガル語。
後に楽曲となり、2009年日本レコード大賞優秀作品賞。
「虹の橋」
大事なペットとの深い絆。
いつかやってくる悲しい別れの後で、こんな再会が待っているなら虹の橋の向こうは本当に天国です。
北米の先住民の間で語り継がれた伝承がもとになったという説がある詩。
巻末には英語やポルトガル語で原詩が載せられています。
神様が書いた4つの詩 [ 星加海 ]
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