負けた理由を

色々分析してますが、

根本的な部分を

もっと掘る必要があると、

私は思っています。

 

 

優勝した

青学の原監督は、

「いい子はとらない」

「ヤンチャな奴を選ぶ」

そう言っています。

 

 

箱根駅伝は、

当日も

当日を迎えるまでも、

イレギュラーなことが

沢山起きます。

 

 

「いい子」は

臨機応変な対応が

難しいです。

大人の言うことを

よく聞くから。

 

 

価値観を

押しつける大人が

周りに多かったから、

自主性にも欠けます。

←自主性があるように

見せかけることは上手。

 

 

要するに

外発的動機で動き、

内発的動機では

動けません。

 

 

それでは

モチベーションが

続かないのです。

 

 

自己決定したうえでの

成功体験も少ないです。

 

 

「こうすれば上手くいく」

という方法論にも拘ります。

 

 

だから

臨機応変な対応が

苦手なのです。

 

 

要するに

箱根駅伝には

不向きです。

 

 

良い悪いの

話ではなく、

向き不向きの話。

 

 

原監督は

言いました。

「太田は自分大好き」

「人に見られたいし、

目立ちたいとも思っている」

「だから沿道の応援が

1番多い区間にした」

「僕と一緒、アハハ!」

 

 

そう。

原監督自身が

ヤンチャなのです。笑

 

 

自己顕示欲は

活かしようです。

 

 

そして

内発的動機が、

いかに

「勝てる要素」

になるかを

よくわかっています。

 

 

太田選手が、

エースの佐藤選手を

抜いた後のあの笑みは、

気分が良かっですね。

 

 

抜かれた

佐藤選手を見て、

後発の選手たちは

うろたえ、

太田選手の

あの笑みを見て、

後発の選手たちは

更にヤンチャになれた。

 

 

それが

勝てた理由であり

負けた理由。

 

 

箱根は魔物と神様が

両方存在するのだと

思い知らされました。

 

 

「勝つために」

「お世話になった人に

恩返しをするために」

 

 

そんな

いい子ちゃんの

言葉なんて

いりません。

 

 

だって

ヤンチャにとって

それは当然だから。

 

 

当然のうえに

自分のありたい姿を

重ねた者だけが、

トップに立てる。

 

 

今年の箱根は

それを証明したように

私は感じます。

 

 

「本当のトップの

あるべき姿とは」

最近よく

考えることです。