家族の呼びかけにも応じない状態だが、昨年夏、中島の両親が裁判所に人身保護請求を出して、占い師から中島を一時期、引き離している。
「人身保護請求とは、ある人の自由が侵されているときに、その自由を回復させる訴えです。多くは夫や妻のどちらかが合意なしに未成年の子供を連れて行ってしまった場合に利用されますが、近年では、新興宗教の洗脳下にある人を、施設から引き離すために使われることもあります」(東京弁護士法律事務所・長谷川裕雅弁護士)
中島は人身保護請求により、占い師と離れ、都内の病院に入院した。中島はこのとき、本来であれば洗脳を解くべく、専門家によるカウンセリングを受けるべきだった。しかし、中島は「大丈夫、大丈夫」と周囲を安心させ、退院し、再びAさんの元に戻ってしまったという。
「本人が“大丈 夫”といってしまうと、病院側も強く引きとめることができなかったようなんです。中島さんのご両親は、どうにもできない状況となってしまい、家賃滞納の裁判を起こしてもらうことによって、彼女を引っ張り出し、占い師の元から引き離そうとしたわけです」(中島の知人)
※女性セブン2012年3月8日号