ニコちゃんは、この世に誕生した瞬間から、ずーっと感情の起伏が激しい子どもだ。

前記事にも書いたけど、ほんとによく泣き、寝ない、それは月齢が進むにつれてマシになるはずと信じて育ててきたけれど、なかなかその「マシになる日」はやってこなかった。

幼稚園に入った頃に、ようやくマシにはなったけれど、それでも家の内外、様々な場面でニコちゃんの個性を発揮させていた。

当時は私も育てるのに必死だったし、なにしろここまで一緒に過ごしてきた赤ちゃん(こども)はニコちゃんが初めてだから、他の子どもと比較するサンプルもなく、子どもとはこういうものなんだろうと思っていた。

その私の思いを根底から覆してくれたのは、ニコちゃんの後に迎えたモコちゃんだった。

・・・なんて、楽ちんなんだ!!!

とにかく育てるのに困らない。
常におだやかでご機嫌。ちょっとご機嫌ナナメになっても、すぐに立ち直る。
好き嫌いもなく、よく飲みよく食べ、よく遊び、よく眠る。

ここでようやく、気が付いた。
ニコちゃんはもしかして、なんらかの発達特性があるのではと。

時を同じくして、仕事関係で必要の生じた私は大学へ入っていた。
人生2度目の大学生活は、刺激的で興味深く、再び学びの場へ戻ったことも嬉しくて、子育てと並行して勉強する大変さよりも、楽しさのほうが勝る日を送っていた。
その学びの中で、子どもの発達に関するあれこれを勉強していて、私の中に生まれていた疑問はほぼ確信に変わっていった。

ニコちゃんは、「持ってる」。

私の中で色々と腑に落ちるところがたくさんあった。
私ばかりが大変で、困っていると思っていたけれど、ニコちゃんも困っているんだな。

子どもを育てるということは、こちらも初めてのことだらけ。それだけ、勉強をさせてもらっているんだなとニコちゃんのおかげで気がつくことができた。