前回のつづきになりますねくるくる


新しく仲間になったS君パパは、我が少年団の夏のイベントはもう理解もした。

イベントのお手伝いもしてくれると確認もした。


と聞いている。




イベント係の準備は着々と進み、S君パパにも具体的にお手伝いを頼む時がきた。

お手伝い内容を頼むのが、私の仕事となった。


私から、お仕事内容を頼むラインを送ったのだ。

夏のビックイベントだからお手伝いの内容も、簡単なものではない。

一日中炎天下のお手伝いやら、大量の荷物運びやら、とにかく大変な事ばかり。

いくつも県をまたいだ遠くのサッカー少年団の皆さんを、お招きするビックなイベントなのだ。




そこから母ちゃんはじわじわと沼にハマる事になった。


S君パパは私からのラインに、


『イベントは出ませんよ』

『出ないといけないなんて知りませんよ』

『イキナリあれこれ手伝いを頼むなんて、失礼ですよね』


と驚きの感情と怒りの感情をぶつけてきた。


『参加しないとならないなら、予定を調整したのに』


『今更、違う事を言われても困りますよ。』 


『全員参加なら参加って最初から言ってくださいよ。自分の子供だけ参加できないなんて、我が子が可哀想ですよ』


泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い


『あれあれっ?S君パパなんか母ちゃんに怒ってるよね』


そしてさらにS君パパは、少年団に長くいるA君パパにも連絡したのだ。


大変じゃないと聞いていたのに、母ちゃんからプレッシャーかけられただの、もう辞めたいだの相談したらしい。


母ちゃん、必要なお手伝いの説明しただけなのに泣き笑い


さらにさらに、A君パパから連絡がきた


『入ったばかりの人にプレッシャーを与える事はやめてください』


『主役は子供です。親に無理強いさせて辞める事なんかになったら、子供を傷つけますよ』


ガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーン


母ちゃん、イベント係の仕事で必要なお手伝いをラインで頼んだだけだよ。


文章も、リーダーさんが考えたものを転送しただけだよガーンガーン


気づいたら母ちゃん

少年団で最も嫌われる

あれこれ、やれやれ言う

ウザいおばちゃん扱いを

されているではないかい


泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い なんだなんだ、この展開は。








冷蔵庫に入っていた、アイスコーヒーと麦茶。

数センチ残さず空にして、ペットボトルを洗っておくれ。

新しい麦茶を作っておくれー悲しい


母ちゃんは、それをする元気もないんだよ悲しい