86歳 肝門部胆管がん終末期の父を

在宅介護しています。


寝る時間は増えましたが

自分で 寒い時は

タオルケットをかけたり

暑い時は めくったり

好きなように 寝返りも しているので

助かっています。


しかし


この季節 家にいても

高齢者は 熱中症が 心配です。


口元に 吸い口を持っていくと

自然に ポカリスエットを飲みます。

『お薬だよ』というと

なんとか飲み込みます。


人間の本能なのでしょうか。


脳出血で死にかけた母も

嚥下が心配だからと

始めは ゼリーと一緒にお薬を

飲ませていましたが

ある日 ゼリーだけ食べて

お薬を残すようになりました。

その日は 全くダメでした。


『お母さんが

お薬飲んでくれないよ』


泣きながら 父に言うと


『普通に お水で飲ませたらどうだ』

とアドバイスしてくれました。


そうしたら 母は お薬を飲み込みました。

あの時の父のアドバイスは

本当に助かりました。