文章中に長男の発育や発達が早かったよ、という様な内容が出てきます。
自慢の気持ちで書いているわけではなく、長男の特徴の最たるものでした。
当時から少し成長スピードの違う長男に驚きと違和感を感じながらも、
いろいろ考えたり試行錯誤しながらやってきた日々を振り返ります。
9歳と2歳の兄弟、私、夫の4人家族です。
これまでの子育てを振り返ったり、さまざまな経験から気づいたことや日々考えていることなどを綴ります。
◇長男の紹介◇
・IQやや高め、でこぼこがあり個性派です。
◇次男の紹介◇
・ダウン症があり諸々合併症もありますが、元気に可愛く成長中です。
その後の長男の成長ですが、驚かされるエピソードは時折発生していました。
1歳過ぎから預かり保育を少しずつ利用するようになったり、断乳前後のケアを受けるようになると、お会いする保育士さんや助産師さんからも長男の発育についていろいろ驚いたようなコメントを受けるようになりました。
1歳になるころ
断乳前のケア後、服を持ってきてくれる
断乳の前後、私は助産院でケア(おっぱいの詰まりをとるケアや断乳のレクチャーなど)を受けていました。
私が上半身タオル1枚でベッドに横になって施術を受けている最中、長男は近くで遊んで待っていましたが、施術中、タオルがめくれておっぱいが露わになると、そっとタオルを掛け直してくれるのでした。
終盤、施術が終わるのを察知したのか、おもむろに少し離れた脱衣かごのあるほうへ消えていく長男。戻ってきた手には私の衣服が握られていました。
私:「長男クン、ありがとう」
驚きとともに、無限大な頼もしさを感じたエピソードです。
特に何も教えていない状態で「つ!」とひらがなを読む
義理の実家に帰省中、リビングでテレビをつけた時に偶然、NHK『にほんごであそぼ』が映し出されました。
まだあまり見ていない番組でしたが、ちょうど1文字ずつ平仮名が画面に映し出される場面で、それを見た長男、
長男🐧:『つ!』
と読み上げました。
おそらく、文字を読んだ一番最初のエピソードです。
その後も車で移動中に、
長男🐧:『かつや!』
と飲食店の看板を読むこともありました
2歳のころ
50音を暗唱「あ、い、う、え、お・・・」と
日常生活で、長男のひらがなへの興味のようなものを感じ取った私、少し前にひらがな50音が一覧になったお風呂ポスターを買って貼ったところでした。
何度かお風呂で指で文字を指しながら読んであげていたのですが、
外出先からの帰路、道ばたで突然、
長男🐧:「あ、い、う、え、お・・・」
と話し出しました。
長男🐧:「か、き、く、け、こ・・・さ、し、す・・・」
黙って聞いていると、
長男🐧:「わ、を、ん!」
と50音カンペキに暗唱したのでした
数週間から数か月に1度、このようにギョッと驚くようなエピソードがありました。
他にも、
長男🐧:「1、2、3・・・」
と10まで数えたり、数の概念がしっかりありました。
長男はいろいろ成長・発達が早いと感じた私。これは早めのほうが本人も楽しそうだなと思い、自然な流れで早めに幼稚園へ入れないか動き出しました。
その後、年少少(年少さんの1つ下のクラス・プレ)を開いているのびのび系幼稚園に見学へ行き、通うようになりました。
3歳のころ
「た、の、し、ん、で、ね」とイモ園の掲示を読む
3歳になったばかりのころ、この頃は、おしゃべりも文字を読むことも勝手にどんどんできるようになっていきました。
近隣のイベントで芋掘りに行った時、
長男🐧:「た、の、し、ん、で、ね」
と上手に掲示を読んでいました。
長男の驚くべきところは、特に親や周囲が何も熱心に教え込まなくても自然にこれらのことができるようになったことです。
私はというと習慣のようなもので、長男のことは自然とよく観察をして、何でこんなことをするんだろう?今はこれに興味があるんだな、と考察はしていたと思います。
特に日頃のやり取りで教育的な関わり方は何もしない分、長男が何かに興味をもったタイミングでポスターを掲示したり、環境だけは整えてあげようと意識していました。
自宅では話はよく通じ、好奇心旺盛ではありますが落ち着いて過ごすこともじっくり遊ぶこともでき、子育てに関して特に心配事はありませんでした。
発育や発達が早すぎることはハッキリと違和感と共に感じていましたが、世間の子育て話でも ”昔は神童だったけど、ごくごく普通の人に成長したよ” のようなことをよく聞くので、ちょっと親ばか目線で今はそう感じるだけで、成長と共に気にならなくなるものかな、発達が遅いわけではないから、早いぶんにはいいか☆と考えていました。
・・・しかし、年少少からのびのび系の幼稚園に入ると、集団生活でいろいろ気になることや心配事、トラブルが生じてきたのです。。