宿に戻ってひとっ風呂、さっぱりしてから食事へと向かいます。
食事は前の記事でもご紹介したお食事処で。
僕たちは奥の「ゆるりの間」
中は部屋ごとの個室になっていました。
一般客室はこちらになるみたいですね。
部屋の名前と個室の名前が同じでした。
掘りごたつ式の囲炉裏テーブルです。
これなら足の悪い僕でもゆっくりと食事をいただくことができます。
囲炉裏には既に鮎の塩焼きとでこまわしが用意されていました。
テーブルの上には前菜などが。
右のグラスは食前酒の梅酒です。
なかなか美味しかった。
真ん中のお皿には前菜。
左の小鉢はつみれの南蛮漬けだそうです。
連れ合いが「還暦祝い」と伝えていたらしく、赤い帽子とちゃんちゃんこも用意してくれていました。
うん、似合うやん。
このほかにもお祝いで地元のお酒をいただきましたが、それはもったいないのでもって帰ることに。
写真も撮ってくれて、チャックアウトのときに額に入れて渡してくださいました。
どうもありがとうございます。
前菜はこちらの五種盛り。
前列左はうずら玉子の味噌煮・
真ん中は鮎皮の白和えだそうです。
こんなの初めてですねえ。
右は鮎の甘露煮と鴨肉。
そうこうするうちにお造りも運ばれてきました。
あまごのお造りです。
この地方では雨子(あめご)と呼ぶのだとか。
あまごのお造りというのは初めてでしたが、臭みはまったくありません。
きれいな水で育ったのでしょうね。
歯ごたえもよく、脂ものってとても美味しくいただくことができました。
飲み物は、僕はいつものようにビールを。
連れ合いは冷酒を注文。
お酒は300mlのボトルで出てきます。
竹の筒の中に氷を入れて冷やしてくれていました。
地元三好市の三芳菊ひやおろし。
甘口で口当たりのいいお酒でした。
そろそろ囲炉裏のほうも焼上がってきたようです。
鮎の塩焼きはレモンをかけていただきましょう。
久しぶりだったので、上手く骨が取れません。
面倒くさかったので、頭からかぶりついてしまいました。
全部食べることができましたよ。
次に出てきたのは野菜のてんぷら。
こんにゃくとゴボウ、ナスにオクラ。
大根おろしを載せて天ツユでいただきます。
鈎針に鉄鍋がかけられました。
牡丹鍋です。
牡丹鍋は初めていただきました。
よく言われるように、一見脂が多そうなのですが、脂っこさはなくあっさりしていて味噌ベースのお汁に合う。
美味しかったですよ。
軽くご飯をいただいた後は、名物祖谷そばの登場です。
きれいなそばですね。
のど越しもよく、一気におなかの中へ。
最後の水菓子はチョコレートケーキとパイナップル。
いつもの会席料理とはまた一味違う、祖谷ならではのコース。
たまにはこういったのもいいものです。
ご馳走様でした。