記念日⁈
10年前の今日。この日のことをはっきり覚えています。まだ、この時間私はいつもと変わらない毎日を過ごしていました。今日は、10年前にタイムスリップそして、その時の私に向けて書いています。そう、あの日は土曜日で、翌月の友達の結婚式に向けて美容院に行き、帰りに鼻炎が酷くなったので新しく出来た近所の耳鼻科を受診しました。先生は思いがけない一言を伝えました。『喉にしこりがあるようなんだけど…エコーを撮ってみない?』この診察室でのやり取りもはっきり覚えています。この先生の一言に、私はドキっとしました。エコーには、はっきりしこりが写っていました。『大きな病院で詳しく診てもらうことをおすすめするんだけど…どうかなぁ…?』先生とのやり取りの中、私が考えていたことそれは、親になんと伝えようか。病院の帰り、初夏にふさわしい青空にキラキラした太陽。でも、その日から暗い雲が私の上にずっとあるように感じるようになりました。拭っても、拭っても、拭いきれない不安。何時もだったら、拭えるのに…その半月後、甲状腺腫瘍そして悪性の可能性ありという事実が目の前に立ちはだかっていました。甲状腺腫瘍は進行が遅いということから、その年の9月の頭に手術を受けました。そう、10年前の今日甲状腺乳頭がんと私の初めての出会いでした。それから、10年です…10年前の私へ10年経った貴方は、身体の一部は失ったけれど、声もでて、身体も元気に動いています。あの頃とあまり変わっていませんが、少しずつ自分という者を知り、甲状腺乳頭がんというものを受け入れ、手術後の違和感と上手く付き合えるようになりました。もちろん、再発も転移もしていません。それだけで、はなまるだと思います。時に悩みながら、迷いながらも自分の人生を確実に生きています。ガラスのように繊細だった心も少しずつ図太くなっています。不安と心細さ、先が見えなくて泣いてばかりだった貴方はよく笑っています。今、貴方はこの身体でおもいっきり後悔なきよう人生を生きたいと奮闘しています。ただ、体力はあまりある方ではないので、めいいっぱい生きていることを『感じて』います。10年前の貴方が頑張ってくれたことが、今の私の支えであり、誇りです。何か挫けそうな時は10年前の貴方を思い出し、励まされています。そして、今ならはっきり言えます。私は貴方を愛していますただ、ただ、ありがとうもし、今、同じがんと出会ってしまった方がいたら少しでも、励みになればと思います私は、24歳の時このがんと出会いました。でも、今確実に毎日を生きています。未来は明るいですよ‼︎このがんは大人しい子で、10年一区切りと言われています。今年の秋で10年。検診後ささやかでいい、お祝いしたい🥂