カメラ&レンズのこと(72):「ウイスキー」と「35mmフィルム・レンジファインダー・カメラ」 | 信州:大町・安曇野便り

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北アルプスの写真、信州の風景、近隣のスナップ、B級グルメなど色々です。

昨日「竹鶴」と「ニコンS2」のコラボ写真を、
ブログにUPしましたが、そうだ!
ウイスキーとカメラのコラボ写真をもっと撮ろうと思い・・・、
 

 

 

 

しかし現代のデジカメでは全く情緒がない。

 

「ヴィンテージカメラ」にしました。
勿論「35mmフィルム・レンジファインダー・カメラ」の数々。

 

 

 

「アードベッグ 8年 フォー ディスカッション」
2022年に特別限定された、
”For Discussion”ウイスキーと銘打たれている、
“アードベッグコミッティーメンバー”限定ボトル。
後味は長く、ペパーミントとクローブの香りが残ります。

「キャノンⅣSb」
1953年の発売。
ついに国産カメラがライカに追いついたと言われました。

 

レンズは「キャノン135mm f3.5」
アクセサリー・シューに135mm専用ファインダー。
レンジファインダーでは望遠レンズは135mmが限界でした。
一眼レフの「ニコンF」等が発売されてから、
200mmはおろか、500mm、1000mmと使えるようになりました。
 

 

 

 

「バランタイン ファウンダーズ リザーブ」
創業年の1827を表記した記念ボトル。
30年以上熟成、希少なモルト原酒をたっぷり使った秘蔵品。
現在は「品切れ」と表示されているストアが多い。

「キャノンⅣSb改」
1954年発売の一世を風靡したキャノンの改良最終型。
高速シャッター指標が倍数系列、中軸指標付きになり、
低速シャッターの1/25が1/30秒になりました。


「キャノン28mm f2.8」
そしてライカの純正28mmファインダー。
フィルム・カメラの時代から28mmが好きでした。

 

 

 

 

「バランタイン21年」
2007年発売開始:
21年以上のモルト原酒を約40種類以上厳選し、
スコットランドのエッセンスが凝縮された逸品。

「ニコンS2」


かのデイビット・ダグラス・ダンカンが絶賛した、
伝説のレンズ「ニッコール P.C 85mm F2」

このレンズで撮られた写真を見て、彼は顔色を変えました。
「すぐに、このレンズのメーカーに連れて行ってくれ!」と頼み、
品川区大井の日本光学を訪ねました。
出迎えた長岡社長は数本のニッコールレンズでチャートを投影し、
解像度、収差などを確認させます。
その優秀な値を目の当たりにしてダンカンは驚き、
さらに自分のライツのレンズも試しましたが、
ニッコールの数値がそれを上回ったのには信じられないという表情でした。


彼は数本のニッコールを買い求めます。
 
その直後の1950年6月25日、朝鮮戦争が勃発。
送られてくるダンカンが戦線で撮った写真を見て、
タイム・ライフ本社が、いつもの写真と違って大変シャープだ。
一体何を使っているのかと聞かれ、日本のニッコールだと答えます。

ニューヨーク・タイムスが12月10日号でそれを大々的に報じて、
ニッコールは一躍世界の舞台に躍り出ました。


彼に続くカメラマン達は争ってニコンSとニッコールを買い求め、
さらに評判を確固たるものにしていきました。
ニコン神話の始まりでした。

 

 

 

 

 

「ラガヴーリン 16年」
スモーキーさ、シェリー樽から生み出された程よい甘み、
ラフロイグより旨く、アードベッグより円やか。

「ニコンSP」
S型の最高峰。
ファインダーは、かの「ライカM3」 を凌駕すると言われました。


レンズの「W-Nikkor 3.5cm F1.8」

35mmでF1.8の明るさがあります。
欲しくて欲しくてやっとヤフオクで見つけ、
最後まで粘って競り落としました。


サードパーティ製の「穴あきフード」は、
ファインダーでフードがケラれないで便利。


純性品のフードは穴あきではありませんが、
ヤフオクで58.500円で出品されていました。

(勿論アホらしくて買っていません)


SP本体のファインダーで28~135mmまで切り替わるので、
純正ユニバーサルファインダー(35mm~135mm)を
付ける必要はありませんが、付けると落ち着きます。

 

 

 

 

「アードベッグ・コリーヴレッカン」
アードベッグの中で一番!57.1度。
元はアードベッグコミッティ向けの限定商品でしたが、
その人気からレギュラーボトルになりました。
ほぼカスクストレングス。
ストレートでこそ味わえる感動のウイスキー。
一杯目よりも二杯目、二杯目よりも三杯目の方がうまい!
だから困るのです。


「ライカⅢf」

バルナック型の完成品。

もう、歴史に残る名機中の名機です。


エルマーの中でも最も評判高いダイヤマーク入りの、
銘玉「ブルーコート  赤エルマー5cm f3.5」

その解像度は素晴らしいものがあります。


フードは第二次世界大戦前に作られた、
純正の「FISON(第6version)」5cmエルマー用。
シャイニー仕上げで光沢のあるメッキが美しい。
アクセサリー・シューにライツ純正「ビドム」(35mm~135mm)
をはめ込むと、サマになります。


最近はフィルム撮影を全くしていません。
たまに取り出して、空シャッターを切っています。