珍しいアルメニアのブランデー、「アララット」
アルメニアは、ここです。
何十年前の大学生の時、東京・目黒の伯父宅で初めてこれを飲みました。
伯父は外国航路の航海士で、土産に買ってきたアルメニアのブランデー。
その同じブランデーを偶然手に入れました。
(写真は「Brandy Daddy」のHPから借用)
旧約聖書に出てくる「ノアの方舟」が漂着したいわれる、標高5.137mのアララット山。
その麓の葡萄と源泉水を使い、120年の伝統を誇る「アララット・ブランデー」
★★★★★、五つ星です。
このラベルの図柄は1980年代後半から1990年初頭のものらしい。
アルコール度、42%
0.5L
「ソビエト連邦から輸入」
ソビエト連邦が崩壊したのは1991年ですから、
間違いなくそれ以前の、つまり少なくとも33年以前のブランデー。
ところが、このキャップが硬くて開かない。
このプライヤーを使って、やっと開栓!
色はブランデーの色ですが・・・・、
香りは、あのブランデー特有の香りは抜けています。
味も、まあ、なんと言いますか、
本場フランスのコニャックに似た蒸留方法だそうですが、
ちょっと違う。
もっとも30年以上経っていますから、気も少々抜けています。
あの時飲んだアララットは、本当に美味しかった。
(写真は「Brandy Daddy」のHPから借用)
飲んだ「アララット」は30数年前のものですが、
今でもちゃんと製造されています。