山の写真 (389):後立山連峰「大町三岳」 | 信州:大町・安曇野便り

信州:大町・安曇野便り

北アルプスの写真、信州の風景、近隣のスナップ、B級グルメなど色々です。

昨22日(金)は久しぶりに晴れ。

 

北アルプス=飛騨山脈の北部を後立山連峰と言い、

その内この爺ヶ岳・鹿島槍・五竜の三座を「大町三岳」と言うと、

「大町市史」第一巻:自然環境の巻頭口絵写真に説明があります。

 

 

 

 

その爺ヶ岳

 

 

 

主峰直下からシュプール(スキーの滑走跡)がありました。

 

 

 

しかしその為、自ら表層雪崩を発生させています。

雪崩はまるで滑り台を滑るように一直線に崩れ落ちています。

ここ連日降雪が続いていて、少しの刺激でも表層雪崩が起き、

大変危険な行動です。

 

大袈裟ですが、登山中クシャミをしただけでも発生すると言われるくらい、

ちょっとした刺激を与えるだけで雪崩が起きます。

 

それをスキーはS字状に斜面の雪を切り刻んで行きますから、

雪崩が起きるのは当たり前です。

 

お蔭で、奇麗な雪の斜面が台無しです。

 

 

 

 

 

鹿島槍

 

 

 

その南峰

 

 

 

北峰

今季は雪が少なかったのですが、

やっと真っ白になってくれました。

 

 

 

五竜

 

 

 

左に白岳、中央に唐松岳、右に牛首。

 

この時期、晴れると写真を撮らずにはいられません。

この山岳を見るために移住して来たのですから。

 

もう、間もなく移住して13年になりますが、

未だに見飽きません。