昨22日(金)は久しぶりに晴れ。
北アルプス=飛騨山脈の北部を後立山連峰と言い、
その内この爺ヶ岳・鹿島槍・五竜の三座を「大町三岳」と言うと、
「大町市史」第一巻:自然環境の巻頭口絵写真に説明があります。
その爺ヶ岳
主峰直下からシュプール(スキーの滑走跡)がありました。
しかしその為、自ら表層雪崩を発生させています。
雪崩はまるで滑り台を滑るように一直線に崩れ落ちています。
ここ連日降雪が続いていて、少しの刺激でも表層雪崩が起き、
大変危険な行動です。
大袈裟ですが、登山中クシャミをしただけでも発生すると言われるくらい、
ちょっとした刺激を与えるだけで雪崩が起きます。
それをスキーはS字状に斜面の雪を切り刻んで行きますから、
雪崩が起きるのは当たり前です。
お蔭で、奇麗な雪の斜面が台無しです。
鹿島槍
その南峰
北峰
今季は雪が少なかったのですが、
やっと真っ白になってくれました。
五竜
左に白岳、中央に唐松岳、右に牛首。
この時期、晴れると写真を撮らずにはいられません。
この山岳を見るために移住して来たのですから。
もう、間もなく移住して13年になりますが、
未だに見飽きません。